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こだわり立ち食いそばシリーズ開幕。第一弾は鴬谷の元祖江戸そば本陣。本格蕎麦屋よりおいしい店を探す旅。鴬谷に来ています。先日ナポリピザを食べに行った恵比寿の本屋で見つけた美味しい立ち食いそばの本。東京の懐の深さをあらためて感じ入ったグルメ本でした。立ち食いそば屋って、まあ当然入ったことはありますが、最後に入ってからかなりの年数が経ってます。旨い早い安いの伝統的なファーストフード店。おお、最後は、いま思い出しましたが、南海電鉄のなんば駅にあるお店ですね。大阪ですからmeetsの本で見つけて行きました。しかし、その後は足が遠のいて。一番の原因は、「食べなくてもだいたい味の想像がつく」ことです。これは食に好奇心ぎらぎら(としておいてください。)なジブンにとって、スルーの対象になってしまいます。しかしですよ、この立ち食いそばの本に登場する蕎麦。まあ。どれも食べてみたい。立ち食いそばの値段でありながら、お店は工夫を重ねて本格蕎麦屋に負けない心意気で、おなか一杯食べてほしい気持ちで、おいしい蕎麦を提供しているんです。お店は山手線の駅に近いところだけを集めて1冊にしてます。掲載店43軒。なかなか東京には行けませんが、2年くらいかけて全店制覇したいと。遅すぎる?ま、年寄りの楽しみなんで。最初に白羽の矢を立てたのは、鴬谷の元祖江戸そば本陣。理由は、常磐線沿線の住民であるワタクシ、行きやすいから。本当の理由は、お店の1番人気である豚そば(550円)が食べたいから。豚そばは、そば600gまで550円。自家製粉。二八そば。鴬谷の南口、陸橋を渡ったところに店がありました。もう、死にそう。本陣から歩いて20秒のところにラーメン遊があって、暖簾がでてますよ。遊、行きてえ。秋田仙北市のラーメン伊藤は、東京でブレークしている伊藤一族の長兄です。ここ鴬谷の遊をやっている伊藤君は、長兄からすれば甥っ子。仙北市の伊藤ラーメンに行ったとき、甥っ子にラーメンの作り方を教えたという店主から、いろいろ話をうかがって。遊も久しく行ってないし。おっと、ラーメン長山もここですもんね。こっちは未食ですので。もう悶え死しそうです。だめだめ、記念すべき立ち食いそばの初店なのに。大脳から強力パワフル指令を出して、本陣の店の前に来ました。おおお、これですね。道から見えるように電動石臼製粉機が稼働中です。殻をむいた玄蕎麦が上のホッパーに入っているところが見えてます。自家製粉、間違いございません。入店。立ち食いそばと言ってもちゃんと椅子があるんですね。手前には中央衝立の相席テーブルが2基。奥は壁を見るカウンター席。入口を入って左手に券売機があります。券売機の周りには、メニューがいろいろ貼られていて、どれも食べたいオーラに包まれ。なかなか肉そばにたどり着くのは容易ではありません。肉そば(550円)は24番のボタンでした。食券を手に受け取りカウンターに進みます。厨房は男性一人と洗いの女性のふたり。男性は本に写真が載っている店長さんではないようです。食券を渡し、待ちます。豚肉の既に調理済みのものを小なべに入れ、つゆを足して火にかけます。そして、蕎麦の方はそこから茹ではじめ。ぼ~っと見ていたら、あのお、席に座って待っていてください。はあ、そういうシステムなんですね。立ち食いそばのイメージがありますから、茹で置きをささっと温め、出来上がっているトッピングを乗せて、上からつゆをじゃ~ってぶっかけて、はいおまちどうさま、スタイルだと思っていましたが。そっか、こだわりのお店探訪でした。ちゃんと茹でて、ちゃんとつゆを作る。肉そば、の方。呼ばれました、肉そばの方です。これですね。普通盛りでお願いしました。ラーメンのように茹でる前の重量からすれば、200g+といったところでしょうか。長方形のせいろの上にのびのびと盛られています。その上には、たっぷりの白髭ねぎ。こういう光景は本格蕎麦屋さんでは見られないでしょう。つけしるの方には、炙った葱と豚三枚肉とめんま。本に載っていた別添えの揚げたまねぎはありませんでした。いつものように、そばだけを素でいただきます。蕎麦には甘皮が混じりこんだ挽きぐるみで、うれしいですねえ、エッジが立ってます。やや太目に打たれていてがっしりとした印も象。殻はむいてありますので、全体的には白っぽく見えて、これは理の当然です。黒っぽく見えたらおかしい。手繰り寄せていただきます。しっかりとした噛む系でとうてい立ち食いそばのイメージからはうんとかけ離れていますね。すごいわ。そうですよね。機械打ちだとしても、ちゃんと石臼で挽いて二八で打って、ちゃんと茹でているんですから。これだけの手間でこの値段。すごいねえ、東京は。本格蕎麦の中でもトップレベルの本格蕎麦と比較するのは酷でしょうが、並みの生粉打ちでもないのに“きそば”と名乗っている店の蕎麦よりもず~~っとうまい。噛む系なんで、アツイつゆにはぴったりでしょう。つゆだけを試飲します。ほほほ、とうれしくなる魚出汁をぐっと利かせた濃厚な醤油のつゆです。魚出汁に合わせているつゆが、豚の脂を得てコクが出ていますので、こういうつけ汁は鉄板ですね。自作のつけうどんでも同じような汁を自作しますよ。そこに焼いたねぎをぶちこんでくるとは。鴨汁の豚版です。まずいはずがありません。それに、大量の白髭葱。いっただきま~す。蕎麦を手繰って、どぼんとつゆの中に。そして、一気にすすりこみ。いやあ、うめ~。うめえのなんの。これじゃあ、600gとかいう大盛りでもいけますね。ちょっと後悔、はうそです。この後がありますから、足りなくてちょうどいい。白髭も仕事してますよ。何といっても蕎麦がしっかりしているんで、このうまさが具現するのでしょう。ここで、ふにゃふにゃ蕎麦だったら、あかんやろ。何でもカタイほうがええ。ふにゃはあかんで。夢中で食べたら、あっというまになくなってしもた。最後は、蕎麦湯で割って。かつお出汁、うめえよお。いやあ、立ち食いそばの第一弾がチョーウマでよかった。これで、第二弾へとつながりますから、しばらくお付き合いください。帰り際にネタ本を見せながら、お店の方の笑顔をいただいて退場。さてさて、遊にするかな。それとも長山?がんばってもう1軒立ち食いか?悩めるハムレットは炎天下の鴬谷で悶絶しています。後半につづく。
どうもです!! 立ち食いソバの本、魅力的ですw ここのところ立ち食いそば(椅子あり)をよく利用するのですが、 日本橋・京橋にある『そばよし』は鰹節問屋さんの直営店で、お汁が魅力的ですw お値段を勘案すると侮れませんw
泉さん どうもです。 立ち食い蕎麦、しばらく楽しみますよ。 そばよし、ですか。覚えておきますよ。
鴬谷に来ています。
先日ナポリピザを食べに行った恵比寿の本屋で見つけた美味しい立ち食いそばの本。東京の懐の深さをあらためて感じ入ったグルメ本でした。
立ち食いそば屋って、まあ当然入ったことはありますが、最後に入ってからかなりの年数が経ってます。旨い早い安いの伝統的なファーストフード店。おお、最後は、いま思い出しましたが、南海電鉄のなんば駅にあるお店ですね。大阪ですからmeetsの本で見つけて行きました。
しかし、その後は足が遠のいて。一番の原因は、「食べなくてもだいたい味の想像がつく」ことです。これは食に好奇心ぎらぎら(としておいてください。)なジブンにとって、スルーの対象になってしまいます。
しかしですよ、この立ち食いそばの本に登場する蕎麦。まあ。どれも食べてみたい。立ち食いそばの値段でありながら、お店は工夫を重ねて本格蕎麦屋に負けない心意気で、おなか一杯食べてほしい気持ちで、おいしい蕎麦を提供しているんです。お店は山手線の駅に近いところだけを集めて1冊にしてます。掲載店43軒。
なかなか東京には行けませんが、2年くらいかけて全店制覇したいと。遅すぎる?ま、年寄りの楽しみなんで。
最初に白羽の矢を立てたのは、鴬谷の元祖江戸そば本陣。理由は、常磐線沿線の住民であるワタクシ、行きやすいから。本当の理由は、お店の1番人気である豚そば(550円)が食べたいから。豚そばは、そば600gまで550円。自家製粉。二八そば。
鴬谷の南口、陸橋を渡ったところに店がありました。もう、死にそう。本陣から歩いて20秒のところにラーメン遊があって、暖簾がでてますよ。遊、行きてえ。秋田仙北市のラーメン伊藤は、東京でブレークしている伊藤一族の長兄です。ここ鴬谷の遊をやっている伊藤君は、長兄からすれば甥っ子。仙北市の伊藤ラーメンに行ったとき、甥っ子にラーメンの作り方を教えたという店主から、いろいろ話をうかがって。遊も久しく行ってないし。
おっと、ラーメン長山もここですもんね。こっちは未食ですので。もう悶え死しそうです。だめだめ、記念すべき立ち食いそばの初店なのに。大脳から強力パワフル指令を出して、本陣の店の前に来ました。
おおお、これですね。道から見えるように電動石臼製粉機が稼働中です。殻をむいた玄蕎麦が上のホッパーに入っているところが見えてます。自家製粉、間違いございません。入店。
立ち食いそばと言ってもちゃんと椅子があるんですね。手前には中央衝立の相席テーブルが2基。奥は壁を見るカウンター席。入口を入って左手に券売機があります。券売機の周りには、メニューがいろいろ貼られていて、どれも食べたいオーラに包まれ。なかなか肉そばにたどり着くのは容易ではありません。
肉そば(550円)は24番のボタンでした。食券を手に受け取りカウンターに進みます。厨房は男性一人と洗いの女性のふたり。男性は本に写真が載っている店長さんではないようです。食券を渡し、待ちます。
豚肉の既に調理済みのものを小なべに入れ、つゆを足して火にかけます。そして、蕎麦の方はそこから茹ではじめ。ぼ~っと見ていたら、あのお、席に座って待っていてください。
はあ、そういうシステムなんですね。立ち食いそばのイメージがありますから、茹で置きをささっと温め、出来上がっているトッピングを乗せて、上からつゆをじゃ~ってぶっかけて、はいおまちどうさま、スタイルだと思っていましたが。そっか、こだわりのお店探訪でした。ちゃんと茹でて、ちゃんとつゆを作る。
肉そば、の方。
呼ばれました、肉そばの方です。
これですね。普通盛りでお願いしました。ラーメンのように茹でる前の重量からすれば、200g+といったところでしょうか。長方形のせいろの上にのびのびと盛られています。その上には、たっぷりの白髭ねぎ。こういう光景は本格蕎麦屋さんでは見られないでしょう。つけしるの方には、炙った葱と豚三枚肉とめんま。本に載っていた別添えの揚げたまねぎはありませんでした。
いつものように、そばだけを素でいただきます。蕎麦には甘皮が混じりこんだ挽きぐるみで、うれしいですねえ、エッジが立ってます。やや太目に打たれていてがっしりとした印も象。殻はむいてありますので、全体的には白っぽく見えて、これは理の当然です。黒っぽく見えたらおかしい。手繰り寄せていただきます。しっかりとした噛む系でとうてい立ち食いそばのイメージからはうんとかけ離れていますね。すごいわ。そうですよね。機械打ちだとしても、ちゃんと石臼で挽いて二八で打って、ちゃんと茹でているんですから。これだけの手間でこの値段。すごいねえ、東京は。
本格蕎麦の中でもトップレベルの本格蕎麦と比較するのは酷でしょうが、並みの生粉打ちでもないのに“きそば”と名乗っている店の蕎麦よりもず~~っとうまい。噛む系なんで、アツイつゆにはぴったりでしょう。
つゆだけを試飲します。ほほほ、とうれしくなる魚出汁をぐっと利かせた濃厚な醤油のつゆです。魚出汁に合わせているつゆが、豚の脂を得てコクが出ていますので、こういうつけ汁は鉄板ですね。自作のつけうどんでも同じような汁を自作しますよ。そこに焼いたねぎをぶちこんでくるとは。鴨汁の豚版です。まずいはずがありません。それに、大量の白髭葱。
いっただきま~す。蕎麦を手繰って、どぼんとつゆの中に。そして、一気にすすりこみ。いやあ、うめ~。うめえのなんの。これじゃあ、600gとかいう大盛りでもいけますね。ちょっと後悔、はうそです。この後がありますから、足りなくてちょうどいい。白髭も仕事してますよ。何といっても蕎麦がしっかりしているんで、このうまさが具現するのでしょう。ここで、ふにゃふにゃ蕎麦だったら、あかんやろ。何でもカタイほうがええ。ふにゃはあかんで。
夢中で食べたら、あっというまになくなってしもた。最後は、蕎麦湯で割って。かつお出汁、うめえよお。
いやあ、立ち食いそばの第一弾がチョーウマでよかった。これで、第二弾へとつながりますから、しばらくお付き合いください。
帰り際にネタ本を見せながら、お店の方の笑顔をいただいて退場。さてさて、遊にするかな。それとも長山?がんばってもう1軒立ち食いか?悩めるハムレットは炎天下の鴬谷で悶絶しています。後半につづく。