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8/6夜に訪問。酷暑対策として、涼味+滋味的と思われる表題を買券&カウンターに提出&そば申告。ほどなく出来上がりだが、この日の店員さんは声の通りがイマイチで、料理の出来上がりにしばらく気付かなかった。早速、席に持ち帰り、ザックリ混ぜて実食。ううむ、大根おろしが大変に美味しい。そばと絡むことで、より一層の甘味と旨味を真正面から主張している。前回に冷しおろしそばを食べた際には涼味は十分だったものの、こんなに甘味と旨味を感じなかったが、なかなか変化があってよろしい。そして生卵が絡んでくる。各食材の喫食をよりスムーズに先導する潤滑油的存在でありながら、スムーズばかりでなく食べ応えをも付加する様は、さすが磐石の種物貫禄である。各食材を下支えしながらも押し退けつつ主張する様は、抑え切れないエゴをも感じさせた。鰹節は丼内撹拌後、他部族との融和よりも同族との関係強化に努めた様子であった。ばらけさせようとしたつもりが、鰹節をかえってまとめてしまったのである。鰹節は単独では何とも和らぎな存在であるが、ひと塊になると途端に強固な存在となる。分解結合を経ることで、鰹の強さや荒さがかなり再現されるのである。旨味ももちろん十分である。食べ応えも動物的強さを持っていたので、生卵の潤滑力に助けられたほどであった。ネギはツユが少ない分、存在の主張は高めである。かけそば系よりも特有の香味がダイレクトに飛び込んでくるため、箸休めではなく、屋台骨の一部として十分にアピールしていた。しっかりと盛られた海苔は風味がそれほど強くない為、磯の香りを相乗させるほどではなかったが、香ばしい食感としてのアイデンティテイを控えめに主張していた。ワサビは万人向けの仕様である。辛味は例によってほぼ存在しないが、辛うじて風味は存在を留めていた。そのやんわりとした物腰は、小さな子供にワサビの存在を説明するのに格好のサンプルではないかとの思いも抱かせた。麺はいつも通りの、やや細めながらも、集合すると各食材を邪魔しない程度の存在感を主張する出来である。なんだかんだ言っても、このツユにはベターマッチな出来の麺であろう。各食材と口内との間のコンベアとしても的確に役割を果たしていた。最後にツユである。各食材と関係を持たざるを得ないこの液体は、もはやスタンダードな域に達したかのような旨味とカエシ度であった。甘味は旨味のサポーターとしてさりげない応援を披露し、旨味はそれに応えるが如く日常の平和維持に努めており、各方面との政治的折衝も良好な様子であった。そんなわけで丼内各キャラに、熟練のマッサージ師の如く的確にツボを攻められ、完食完飲。クリスタル度満点な冷水を飲み干し、満足度十分にて退店した。
酷暑対策として、涼味+滋味的と思われる表題を買券&カウンターに提出&そば申告。
ほどなく出来上がりだが、この日の店員さんは声の通りがイマイチで、料理の出来上がりにしばらく気付かなかった。
早速、席に持ち帰り、ザックリ混ぜて実食。
ううむ、大根おろしが大変に美味しい。そばと絡むことで、より一層の甘味と旨味を真正面から主張している。前回に冷しおろしそばを食べた際には涼味は十分だったものの、こんなに甘味と旨味を感じなかったが、なかなか変化があってよろしい。
そして生卵が絡んでくる。各食材の喫食をよりスムーズに先導する潤滑油的存在でありながら、スムーズばかりでなく食べ応えをも付加する様は、さすが磐石の種物貫禄である。各食材を下支えしながらも押し退けつつ主張する様は、抑え切れないエゴをも感じさせた。
鰹節は丼内撹拌後、他部族との融和よりも同族との関係強化に努めた様子であった。ばらけさせようとしたつもりが、鰹節をかえってまとめてしまったのである。鰹節は単独では何とも和らぎな存在であるが、ひと塊になると途端に強固な存在となる。分解結合を経ることで、鰹の強さや荒さがかなり再現されるのである。旨味ももちろん十分である。食べ応えも動物的強さを持っていたので、生卵の潤滑力に助けられたほどであった。
ネギはツユが少ない分、存在の主張は高めである。かけそば系よりも特有の香味がダイレクトに飛び込んでくるため、箸休めではなく、屋台骨の一部として十分にアピールしていた。
しっかりと盛られた海苔は風味がそれほど強くない為、磯の香りを相乗させるほどではなかったが、香ばしい食感としてのアイデンティテイを控えめに主張していた。
ワサビは万人向けの仕様である。辛味は例によってほぼ存在しないが、辛うじて風味は存在を留めていた。そのやんわりとした物腰は、小さな子供にワサビの存在を説明するのに格好のサンプルではないかとの思いも抱かせた。
麺はいつも通りの、やや細めながらも、集合すると各食材を邪魔しない程度の存在感を主張する出来である。なんだかんだ言っても、このツユにはベターマッチな出来の麺であろう。各食材と口内との間のコンベアとしても的確に役割を果たしていた。
最後にツユである。各食材と関係を持たざるを得ないこの液体は、もはやスタンダードな域に達したかのような旨味とカエシ度であった。甘味は旨味のサポーターとしてさりげない応援を披露し、旨味はそれに応えるが如く日常の平和維持に努めており、各方面との政治的折衝も良好な様子であった。
そんなわけで丼内各キャラに、熟練のマッサージ師の如く的確にツボを攻められ、完食完飲。
クリスタル度満点な冷水を飲み干し、満足度十分にて退店した。