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「もりそば(630円)」@そば処 小町庵の写真花の色は移りにけりな、と呪文を唱えながらいただいた小野小町ゆかりの常陸秋そばが食べられる小町庵。

蕎麦は常陸秋そばの二八。専門店にひけをとらない見事な打ちで、おいしくいただけました。

平安の女流歌人で小野小町ほど知名度の高い女性は他にいないでしょう。お米の名前や新幹線の名前にしようか、と考える人がいるくらいですから好感度も高いし。クレオパトラ、楊貴妃と並び世界三大美女と称されてますが、例のごとく、この3番目のポストは自由に入れ替え可能ですから、日本では、という注釈が必要でしょうね。

小野小町の生まれた場所とお墓は全国に点在していて、ほとんどは地名に小野という文字が入っている地区にあります。そんな中、茨城県土浦市小野にも小町伝説が伝わっていて、お墓もあるし、何故ここに?、のストーリーもちゃんと準備されております。

みやこを出て東北旅行の途中で病気になっちゃったのが@この旧新治村小野にある清滝観音。これを治そうと標高262mの朝日峠を越えて石岡にある北向山観音で祈願をしたのですが、回復せずに召された。だからここに墓があるんだと。

土浦市では小野に小町ふれあい広場と名付けた公共施設をつくり、小町伝説のPRに余念がありません。広場には直径7mの水車が回っていて見ごたえがありますね。敷地内に小町の館があってそこに今回訪れた小町庵があるのです。館の周囲には沢山の石碑が立っていて、小野小町文芸賞の俳句大賞に輝いた句が彫りこまれているのです。自分も次回応募して名前を残そうかな。

早く蕎麦を食わせろ!と読者さまの神のお声が聞こえてきそう。

はいはい。そんなわけで小町の館に入り、小町庵の店内へと進みました。言い忘れましたが、この付近は日本の正しい農村地区でありまして、果樹園が多いところですね。訪問時には柿が色づいて収穫を待っているところでした。

そんなわけで、筑波のメゾン ド カンパーニュで極うまキッシュランチを食べてから、ここ小町庵にやってきて時刻は12時過ぎ。店内に入るとかなり大きなお店で入って右側が座敷になっていてここだけで蕎麦屋1軒分ある感じかな。その座敷の横が打ち場になっていますが、この時間は勿論無人。入り口の正面はテーブル席が並び、ここだけでもお店1軒分はあるでしょう。お客さんは4組。

レジの前の席に座り、品書きを見ます。窓の外には田園風景が見えますが、現在建物の工事中で足場が組まれていてちょっと水を差す格好に。蕎麦はもり、かけが630円、天つきになると850円のレベルです。やっぱり田舎は安くていいねえ。先ほどキッシュランチをいただき、この蕎麦のあとは途中で見てきたハリケンラーメンに行ってラーメンを食べる予定ですので、ここは天つきはがまんしてもりそば(630円)にしましょう。花番さんにオーダーしました。

このお店のことを最初に知ったのは、茨城うまいもんどころのHPです。茨城県の県産物を売っているところや、食材を使ったお店を紹介するHPで常陸秋そばを使ったお店を何軒か紹介しています。その中で知りました。おかあちゃんだけでまわしているお店なんです。店内には玄蕎麦から製粉されていく過程ごとのサンプル品が置いてあってやはり実物を見ると身近に感じますね。おかあちゃんたちの手で打たれ、茹でられ、そして配膳。

ほほう。白っぽく見える蕎麦は中細打ちで姿良く盛られての登場です。丁寧に切られた蕎麦はむらも少なく、光の乱反射で粗挽き粒がよく見えます。石臼挽きとのことでした。どれどれと思い、手繰って試食します。口に入れた途端に穀物のなつかし~い味がして甘みが強い蕎麦ですね。この辺は常陸秋そばの特徴がよく出ています。風味はややおとなしめ。新蕎麦前に風味の強い蕎麦を打つには、保存とか製粉とかでかなりの労力をかけてマネージする必要がある感じですね。

つゆをちょっと舐めてみます。これは街のおそば屋さんレベルで、甘み主体のチューニング。おそらくはおかあちゃんたちが自分の家で食べる時のつゆにプラスαしたものを出しているのでしょう。蕎麦専門店を2,3軒周れば、つゆの本物のレベルを知ることになるんでしょうが、一般のお客さんもこれで満足なレベルだと思います。

わさびを舐めてみると、これは本物ですね。うまいです。蕎麦を食べる合いの手でいただきました。蕎麦につゆをたっぷりとつけて、一気にすすりあげていきます。いやあ、うまかあ。やっぱり蕎麦は基本的にうまいものなんですね。つゆにだんだん慣れてきてこれがあたかも標準的なつゆに思えてくるから不思議です。

お新香やら箸休めが付いてくるのも田舎ならでは。最後に熱々の蕎麦湯を残ったつゆに入れて、ごちそうさまでした。体が温まりいい感じです。小町のCG、誰か作ってくれないかなあ。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

まいど~

近くのお気に入り店と良く似た蕎麦やったね~
おそらく繋がりがあるんやろうな~
蕎麦はこのぐらいの値段で食べたいもんですわww

ジン1971 | 2011年11月11日 16:09