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人里はなれたフルーツライン、からも離れた手打ち蕎麦まいえ。この雰囲気だけだって蕎麦はうまくなるね。石岡市観光協会のホームページには14,5軒の推奨蕎麦店が紹介されており、順番に訪問させていただいております。この、まいえ、の紹介文。手打蕎麦まいえ:そばを味わい、景色を見ながらくつろげる店を目指しております。月山の湧水で浸した季節限定のそばはたいへんのどごしのいいそばです。是非ご賞味ください。その月山で浸したそば?ってどんなのか興味津々。これは行くしかないでしょ。行ってきました。最近蕎麦を食べによくフルーツラインを通ります。もともと果樹園の多い地帯で、旧の八郷町、現在は石岡市に合併されてます。フルーツライン沿いのところどころに蕎麦店の看板が立っていて、ここに来ればどこかの蕎麦店には入ってしまうでしょうね、あなたが蕎麦好きなら。フルーツラインを北上するかっこうでお店に向います。えらい山の上にあるんや、と思ったらそこは通り過ぎてどんどん平地に向かい、その後フルーツラインからは分かれて進みます。田んぼを越えて細い道に入るとまいえの看板がありました。そこから丘を登っていくと、お店が現れます。ここまで登って来ると、たしかにお店が言う景色はいいですね。駐車場からは眼下に農家風民家が見えてます。のどかな景色だなあ。朝はコケコッコ~のなきごえで目が覚めるんでしょうか。お店の入り口の暖簾を分けて戸を引いて入店。お座敷のおみせですね。お客さんが3組ほど入っています。このようなカントリーサイドの蕎麦屋さんに足を運ぶお客さん、ありがたいですねえ。蕎麦人口がもっと増えて、蕎麦の作付面積が増えて、結果もう少し安く蕎麦が食べられる状況が来ないか、若い方の蕎麦離れに歯止めをかけられないか、いつも小さな胸を傷めております。座敷にあがって、さ寛ぐことにしましょう。お茶をいただきながら店内を見渡します。古民具なども置かれていて、なかなか良い雰囲気。窓の外には平和な緑の景色が見てとれます。壁に掲げてあるメニュー。天もり(そば豆腐つき)1200円もり(そば豆腐つき)700円もりそば、ちまきセット(850円)天ぷらそば(900円)揚出し豆腐そば(850円)その隣には、季節限定月山湧き水浸しそば、月山寒晒しそば 使用天もり(そば豆腐つき)(1500円)もり(そば豆腐つき)(1000円)これですね、HPに載っていたのは。季節限定、ですよね。この寒晒しそばというのは、秋に収穫する新蕎麦を翌年2月の極寒時に月山の湧水に10日間ほど浸けておくそうです。そうやって灰汁抜きをしてから次に寒風で乾燥させる手間をかけた蕎麦で、通常は4,5月に食べられると山形市観光協会のHPで見てきました。今は9月ですので、あるのかどうか。もしかしたら1年分買って貯蔵してあるのかもしれません。期待をして、厨房で忙しそうに働いている店主のもとに近づいて訊いてみました。ある!との返事をいただき、それでは寒晒しで天もりをお願いすることに。窓の外の景色をぼ~っと見てます。平和。ピース感。綾部ではありません。部屋の中に野球帽が一つかかってました。良く見ると茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美選手の帽子でした。さあて、天ぷらも揚がったようで、店主自ら配善とあいなりました。天ぷらは種類も多く、これは大サービスですね。中に、紫色の花の天ぷらがありました。後で何であるか訊こうとして忘れちゃいましたが、これは葛の花ではないでしょうかねえ。さて、蕎麦です。思ったよりも色は白っぽくて殻の欠片がほんとうに所々で混じっています。光線の関係で反射光を見ると蕎麦は粗挽きされてますね。山形そばのポスターでは、石臼挽きしていると書かれてます。切りむら、というほどでもないですが、蕎麦の太さがところどころで不均一になってます。これは、そういうもんなんでしょう。機械切りのように寸部違わない幅で、とは考えない流儀だと思います。これはこれでよし。蕎麦を試食しようとちょいとの量を含んでみると、これは実に味のいい蕎麦なんですね。風味はおとなしいほうだと思いますが、蕎麦の甘み、穀物味はかなり強めに出てます。寒に晒さない蕎麦との比較は出来ませんが、想像では寒晒しで蕎麦の味がよりアクセントされたのではないでしょうか。歯応え的コシは強めに出ていました。十分賞味に耐えられる品質とうまさだと思いました。どんなつゆを合わせるのか興味があります。蕎麦猪口からちょっとつゆを舐めてみます。つゆは濃い目でやや甘め。出汁感は強くて蕎麦専門店特有のうまみ凝縮タイプのつゆです。これほど濃厚なら、蕎麦の下二分か三分つゆに浸すくらいがちょうどいいと思います。つゆを得た蕎麦はますますその甘みを発揮して、いい蕎麦になりました。実にうまいです。天ぷらはからりと揚げられていて、これはそば前でいただきたいですね。蕎麦と一緒にするには、どうも天ぷらが強いので未だに抵抗感があります。そば豆腐はそばの実が入った豆腐で、正直なくてもいいかな。蕎麦味噌が蕎麦の強烈なインパクトがあるのに、そば豆腐はそれがないんですね。たいていはこんなものかで普通に食べる。また食べたい、って思わないんですよ。何故なら、蕎麦の風味がほとんど感じられず、蕎麦のありがたみを期待して食べるとだいたい裏切られるから。そばの入らない純粋な大豆の豆腐のほうがおいしいかも。山形の月山蕎麦。店から見る景色と共にまた食べたくなる不思議な魅力を持った蕎麦でありました。
まいど~ 凄い場所やね~www 繊細な蕎麦という印象
ジンさん まいど。ここも行ったんかいな。 茨城も田舎やなあ。
石岡市観光協会のホームページには14,5軒の推奨蕎麦店が紹介されており、順番に訪問させていただいております。この、まいえ、の紹介文。
手打蕎麦まいえ:そばを味わい、景色を見ながらくつろげる店を目指しております。月山の湧水で浸した季節限定のそばはたいへんのどごしのいいそばです。是非ご賞味ください。
その月山で浸したそば?ってどんなのか興味津々。これは行くしかないでしょ。行ってきました。
最近蕎麦を食べによくフルーツラインを通ります。もともと果樹園の多い地帯で、旧の八郷町、現在は石岡市に合併されてます。フルーツライン沿いのところどころに蕎麦店の看板が立っていて、ここに来ればどこかの蕎麦店には入ってしまうでしょうね、あなたが蕎麦好きなら。
フルーツラインを北上するかっこうでお店に向います。えらい山の上にあるんや、と思ったらそこは通り過ぎてどんどん平地に向かい、その後フルーツラインからは分かれて進みます。田んぼを越えて細い道に入るとまいえの看板がありました。そこから丘を登っていくと、お店が現れます。ここまで登って来ると、たしかにお店が言う景色はいいですね。駐車場からは眼下に農家風民家が見えてます。のどかな景色だなあ。朝はコケコッコ~のなきごえで目が覚めるんでしょうか。
お店の入り口の暖簾を分けて戸を引いて入店。お座敷のおみせですね。お客さんが3組ほど入っています。このようなカントリーサイドの蕎麦屋さんに足を運ぶお客さん、ありがたいですねえ。蕎麦人口がもっと増えて、蕎麦の作付面積が増えて、結果もう少し安く蕎麦が食べられる状況が来ないか、若い方の蕎麦離れに歯止めをかけられないか、いつも小さな胸を傷めております。
座敷にあがって、さ寛ぐことにしましょう。お茶をいただきながら店内を見渡します。古民具なども置かれていて、なかなか良い雰囲気。窓の外には平和な緑の景色が見てとれます。壁に掲げてあるメニュー。
天もり(そば豆腐つき)1200円
もり(そば豆腐つき)700円
もりそば、ちまきセット(850円)
天ぷらそば(900円)
揚出し豆腐そば(850円)
その隣には、
季節限定
月山湧き水浸しそば、月山寒晒しそば 使用
天もり(そば豆腐つき)(1500円)
もり(そば豆腐つき)(1000円)
これですね、HPに載っていたのは。季節限定、ですよね。この寒晒しそばというのは、秋に収穫する新蕎麦を翌年2月の極寒時に月山の湧水に10日間ほど浸けておくそうです。そうやって灰汁抜きをしてから次に寒風で乾燥させる手間をかけた蕎麦で、通常は4,5月に食べられると山形市観光協会のHPで見てきました。今は9月ですので、あるのかどうか。もしかしたら1年分買って貯蔵してあるのかもしれません。期待をして、厨房で忙しそうに働いている店主のもとに近づいて訊いてみました。
ある!との返事をいただき、それでは寒晒しで天もりをお願いすることに。
窓の外の景色をぼ~っと見てます。平和。ピース感。綾部ではありません。部屋の中に野球帽が一つかかってました。良く見ると茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美選手の帽子でした。
さあて、天ぷらも揚がったようで、店主自ら配善とあいなりました。
天ぷらは種類も多く、これは大サービスですね。中に、紫色の花の天ぷらがありました。後で何であるか訊こうとして忘れちゃいましたが、これは葛の花ではないでしょうかねえ。
さて、蕎麦です。思ったよりも色は白っぽくて殻の欠片がほんとうに所々で混じっています。光線の関係で反射光を見ると蕎麦は粗挽きされてますね。山形そばのポスターでは、石臼挽きしていると書かれてます。切りむら、というほどでもないですが、蕎麦の太さがところどころで不均一になってます。これは、そういうもんなんでしょう。機械切りのように寸部違わない幅で、とは考えない流儀だと思います。これはこれでよし。
蕎麦を試食しようとちょいとの量を含んでみると、これは実に味のいい蕎麦なんですね。風味はおとなしいほうだと思いますが、蕎麦の甘み、穀物味はかなり強めに出てます。寒に晒さない蕎麦との比較は出来ませんが、想像では寒晒しで蕎麦の味がよりアクセントされたのではないでしょうか。歯応え的コシは強めに出ていました。十分賞味に耐えられる品質とうまさだと思いました。
どんなつゆを合わせるのか興味があります。蕎麦猪口からちょっとつゆを舐めてみます。つゆは濃い目でやや甘め。出汁感は強くて蕎麦専門店特有のうまみ凝縮タイプのつゆです。これほど濃厚なら、蕎麦の下二分か三分つゆに浸すくらいがちょうどいいと思います。つゆを得た蕎麦はますますその甘みを発揮して、いい蕎麦になりました。実にうまいです。
天ぷらはからりと揚げられていて、これはそば前でいただきたいですね。蕎麦と一緒にするには、どうも天ぷらが強いので未だに抵抗感があります。
そば豆腐はそばの実が入った豆腐で、正直なくてもいいかな。蕎麦味噌が蕎麦の強烈なインパクトがあるのに、そば豆腐はそれがないんですね。たいていはこんなものかで普通に食べる。また食べたい、って思わないんですよ。何故なら、蕎麦の風味がほとんど感じられず、蕎麦のありがたみを期待して食べるとだいたい裏切られるから。そばの入らない純粋な大豆の豆腐のほうがおいしいかも。
山形の月山蕎麦。店から見る景色と共にまた食べたくなる不思議な魅力を持った蕎麦でありました。