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「十割せいろ・たすきそば(1,500円)」@そば芳の写真この日は、あの211系がワインを積んで高崎線の本線上を、アタシが知る限り、十数年ぶりくらいで走る日。
 上手い具合に、そのツアーの予約ができて乗ることができたのです。
 その本番に向かって、この時期は、ちょうど「新蕎麦」の最盛期。
 アタシャ、迷わず、高崎市内では一番美味しい蕎麦が食べられると思っている「そば芳」へと足を運んだのであった。
本来なら、この店は「その日の主役級の店」なんですけど、本日のメインベントは「ワイン電車」に譲って、本日の第一飲ながら「セミファイナル」扱いで入店。
 まずは「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」で「乾杯の儀」を厳(おごそ)かに執り行った。
 あっという間に吞み終え、日本酒へと移行。
 ヤパーシ、日本酒だよねぇ~。

 この二段せいろ、設定価格は異なりますが、二八そば、十割そば、たすきそばから選べます。
 今回は、十割とたすきをチョイス。

 「十割そば」です。
 小麦粉などのつなぎを使わずに、蕎麦粉のみで打った蕎麦。「生粉打ち(きこうち)」と呼びます。
 そば粉のみで打っているためそばの美味しさや風味を100%味わうことができ、また消化が良いので、胃もたれしづらいのも特長です。

 たすきそば。
 この店オリジナルの蕎麦です。
 お聞きしたところによると、「内二八(うちにはち)」だそうです。
 二八そば、それは、蕎麦を滑らかにするために小麦粉をつなぎとして使った蕎麦。
 小麦粉の割合が小麦粉2割、蕎麦粉8割を混ぜ合わせ打ったものが二八蕎麦で、別名は「内二八蕎麦(略して内二)」と言います。
 一方、この時の割合を小麦粉2に対して蕎麦粉を10で打ったものを「外二八蕎麦(略して外二)」と呼びます。
簡単に言うと、小麦粉と蕎麦粉の割合が「内二」は1:4、「外二」は1:5となります。

 麺は、十割とたすきそばです。
 「たすき」は、内二八、挽きぐるみ。
 「十割」は、もちろん生粉打(蕎麦粉のみ)。
 どちらも、新蕎麦故か、蕎麦の香りがとてもいい!
 大地の力強い蕎香(きょうか)が、我鼻腔を、これでもかと楽しませてくれます。
 どちらも、茹で、濯ぎ、水切り…ほぼ完璧!
 たすきそばを嚙み締めていると、何ともナッツ(木の実)のような甘くも香ばしい一種独特の風味、いままで味わったことのないものでした。

 汁は、ありません。
 そば汁(辛汁)は別途200円。
 当方は、素蕎麦及び塩蕎麦でいただきました。

 具は、わさび、大根おろし、ねぎです。
 取り立てて、あ~だこ~だはありません。

 「生粉打ち」(十割そば)の蕎麦ですが、喉越しは至って滑らか。
 打ち手の技術の高さが伝わってきます。

 〆は、蕎麦湯。
 蕎麦とは一緒にしないねぎを加えて…。
 蕎麦湯が濃厚過ぎて、なんか味噌汁みたいになっちゃった。

 美味しい蕎麦をいただきました。
 ちょいとお値段は張るけど、食べた後の満足感が凄い。
 新蕎麦ということもあるだろうけど、とにかく蕎麦の香りと味が我が琴線に触れるどころか張り付いてきた…。
 いやぁ、いい店を見つけたわぁ。
 高崎へ来たら、迷わずここだな(^^♪

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