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「旬菜天もり蕎麦(1,800円)」@十割蕎麦とカフェ 風の庵の写真この日は、天気もいいし、連休なか日。
 天気がいい悪いを別として、アタシ麺遊草子にはやらなければいけねぇことが…。
 それは、毎年恒例の新蕎麦ツーリズム。
 関東信越6県(茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野)の美味しい蕎麦の名店を食べ歩き。
 毎年、1県1店舗と決めていましたが、今回は訪問する店を拡大し、延べ4日で食べまくろうと決めました。
 まずは、ひと啜りめから行きます。
 今年最後の「赤城高原の大根&大根の糠漬け」を買いに行こうとなり、わが愛車S660をオーペンにして、颯爽とでっぱつした。
 途中、「赤城高原の焼きとうもろこし 徳永農園」で目的物を入手し、おいらのお気に入りの蕎麦屋で「音威子府産」の新蕎麦を啜ろうと向かう…。
 でも、様子がなんか変。
 いつもの店構えじゃない。
 のちに、店員から聞いたら、前経営者から引き継ぎ「石臼粗挽き十割蕎麦とオーガニックコーヒーの店」へと生まれ変わったそうな。
 それでも、そば粉は、前と同じ「北海道 音威子府(おといねっぷ) 産そば粉」を使用しているいるんだって。
 店のアピールは「赤城 覚満渕(かくまんぶち)のほとり 湖を渡り 森を抜け 風が集まる 風の庵(かぜのいおり)」だそうです。
 店内は、前店の面影を継承しつつ、喫茶店風に改装されてます。

 蕎麦は限定30食で、『肉南蛮うどん』、『牛すじカレーうどん』も始めました。
 ジャズみたいな音楽が流れ、蕎麦屋として入ると、やや居心地悪し。
 どうにも落ち着かないんだけど、これは加齢のなせる業としておこう(^-^;

 11時開店、14人目に着けて、提供されたのが11時47分、ワンオペを言い訳にしてたけど、とにかく店の回しが悪いです。
 オープン直後で馴れの問題があるかもしれませんが、客の捌きは全くダメです。

 蕎麦の盛りも、綺麗とは言えないな。
 一人で蕎麦を茹で、天ぷらを揚げてとやっているので、大変なのは判ります。
 丁寧な分、天ぷらの揚げ方も悪くありません。

 麺は、挽ぐるみ系の北海道は音威子府産十割蕎麦です。
 ここの蕎麦、ホント風味がいいわ。
 蕎麦の実の甘みが加わり、喉越し、食感、風味、全てに文句のつけどころのない蕎麦です。
 濯ぎ、水切りも万全。
 蕎麦の味は落ちていないと評価しました。

 汁は、アッサリでも濃厚でもない濃度。
 出汁はしっかりと利いているけど、あのやや苦味を伴う美味し過ぎて麺を殺しかねない汁ではなく、割と主張の強い麺を生かさず殺さずサポートしてくれる汁でした。
 前店に比し、汁は大人しくなった感じがします。
 どちらかというと、こちらの方が好みかな。

 具は、天ぷら、ねぎ、わさびです。
 天ぷらの具は、春菊、人参、牛蒡、舞茸、柿、蓮根、えのきの7種です。
 サクサク、シトーリと揚がってます。
 柿の天ぷら…初めて食べました。
 果物の天ぷら…悪くはありませが、正直な感想、ムリして食べなくてもいいかな(^-^;
 きっと彩りも考えた素材選びでしょうね。
 人参のオレンジと春菊の緑が映えてます。

 高級老舗の蕎麦屋のような格式や上品さはありません。
 かと言って田舎感や寂(さび)れ感を売りにするような店ではありません。
 以前は、大衆的な雰囲気が漂うお店でしたが、かなりモダーンなカフェ(昭和用語で「喫茶店」)っぽい雰囲気が本格的な蕎麦に馴染まない感じがします。
 でもね、容認しましょうよ、次世代蕎麦ということで…。

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