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「もりそば(820円)」@富倉そば 支店の写真民宿「わすけ」で魚三昧を楽しんだ、我ら吟遊酒人ご一行様。
 不味い高速めしを食べるより、一挙に埼玉まで行っちゃおうかと思ったのですが、急遽、予定を変えて、長野県は飯山市で、幻の蕎麦「富倉そば」を堪能しようとなり、急遽、予定変更。
 上信越道に乗って、飯山ICで降りて、約15分。
 着きましたよ~。
 「富倉そば」。
 長野県飯山市富倉に伝わる、つなぎに山ごぼう(主にオヤマボクチ)の茸毛(葉の繊維)を使った蕎麦。
 飯山市では、これを「飯山市選択無形民俗文化財」に指定しているそうです。
 平成10年、私吟遊酒人は、長野県は諏訪市に単身赴任してました。
 その時、よくお世話になった蕎麦が「おやまぼくち」という、富倉そばを食べさせてくれる店だった。
 「おやまぼくち」って、漢字で書くと「雄山火口」。
 久しぶりの富倉そば!
 ちょっとこの蕎麦のPRをすると…。
 この地方では、はるか昔より現在に至るまで近くの山々に自生する「オヤマボクチ(雄山火口)」という植物の葉の繊維をつなぎに使った蕎麦が「富倉そば」。
 他のつなぎを使用せずに蕎麦粉とオヤマボクチだけを使用することで、蕎麦を噛んだ後の鼻に抜けてくる強烈な蕎麦の香が最大の魅力。
 なんでも、つなぎに繊維を使うために、構造上、一切機械打ちができないそうで、そのため、蕎麦打ちは全行程をすべて職人の手による昔ながらの「完全手作業」で行っているんだって。
 この「オヤマボクチ」とは、アザミの仲間で信州の山々に自生している野草。
 アザミの花と同様に丸くチクチクするとげのある綺麗な紫色の花を咲かせるそうで、つなぎに使用する葉は大きなもので長さ50センチ程になり、葉の裏側にびっしりと生えている白い綿毛を丁寧に取り出して蕎麦のつなぎに使用するのです。
 つなぎを使用していることから、正確には十割蕎麦(生粉打ち)というより、外十割と呼ぶのが正しいかな(^^♪
 ※「二八蕎麦」は、全体で蕎麦粉8割小麦粉2割の蕎麦(合計10)をいいますが、「外(そと)二八蕎麦」は、蕎麦粉8割に対し2割の小麦粉を加え(全体で12)とする蕎麦です。
 なんかこの「外二」に似ているので、「外十割」なる言葉で表現してみました(^^♪。

 麺は、黒みがかった田舎そば然とした色合い。
 うんうん、これよこれ、これが富倉そば!
 きりっと〆られて、ヌメリは皆無。
 コシ、風味とも強いですよ~。
 言葉を変えたら、野性味の強い蕎麦と言ってもいいかな。
 汁につけて食べるのがもったいない…。
 ええ、ほとんど素蕎麦と塩蕎麦でいただいちゃいました。

 汁は、江戸そばに近い醤油感の強い汁です。
 ええ、もちろん、このカエシに負けないだけの鰹の風味も口中に広がります。
 余韻に柑橘系の酸味がかなり強く感じます。
 今まで味わったことのない個性の強い蕎麦汁ですね。
 それでも、蕎麦の風味&味わいともに強いので、この汁との相性もよさそうですが、蕎麦自体を楽しむのなら、麺に半分くらい浸す程度にしておきましょう。

 薬味は、ねぎと粉わさびです。

 いやぁ、ホント16年ぶりの富倉そば。
 感動的に美味しかったわ~。
 欲を言えば、蕎麦前やりたかったな。
 笹寿司も人気だしね(次ブログへ続く。)。

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