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蕎麦処山形で歴史があってお店が繁盛している庄司屋。蕎麦もうまいが、ビジネスもうまい。山形かけあし旅行の二日目。この日は、昼過ぎには山形を離れたいので、駆け足でもチョースピードで。早朝の海鮮丼は○でした。そのままチェックアウトして山形市に向います。山形には向わず、酒井から新庄に抜けてそば街道に向うとか、高速で山形に向う途中の月山付近で寒晒し蕎麦をたべるとか、いろいろコースを考えました。この日食べたいものは2点だけ。山形蕎麦と山形牛。山形牛でいえば、米沢に出る手もあるのです。ここで少し冷静になって、時間的な制約を考え、時間効率から割り出すと、山形市内に直行してそこで蕎麦と牛とを立て続けにやっつけるのが一番てっとり早くコトが済む、と。何も考えずに山形市内に行けばいい、というシンプルな結論を引き出しました。となると、どこで蕎麦、どこでステーキ、ということを決めなければなりません。蕎麦は、かような背景で、市内で最も歴史が古い庄司屋に白羽の矢を立てました。日曜日も営業。助かります。駐車場も2箇所。繁盛振りがうかがえます。店はたいへんりっぱな造りで、大型の蕎麦店です。入口に夏新の告知がありました。全国的には、そうとう遅い夏新(夏が旬の早生タイプの新蕎麦)でしょう。入店します。まだ昼前です。入口のホールは既に半分くらい席が埋まってます。奥には座敷も見えてますね。お茶こさんも3,4人いて、やっぱり相当な繁盛店ですね。150年の歴史と先祖から引継いだ蕎麦を大切にしながら、ビジネスとして成功させている手腕には敬意を表したい、と。中央に囲炉裏が切ってある大テーブルがあります。相席用ですね。じゃあ、そこに座らせてもらいましょうか。さあてと。品書きを拝見。ページの最初から並ぶのは板そばですね。お一人様でなかったら間違いなくここなんでしょうが。せいろそばと言いますか、もりそばは品書きの一番うしろに書いてありました。もりそば1枚、というお客さんは少ないのかな。オーダーしたのは、もりそば(710円)厚焼き玉子(580円)。その後もお客さんは次々と入店してきて、結局お店を出るまで店内は九分通り席が埋まる状況が続きました。たいしたものです。蕎麦が先に届きました。エッジがきりりと立ったやや太目の蕎麦です。蕎麦街道にある蕎麦店の蕎麦もほとんどが太打ちのしっかり系ですね。これがこちらの伝統なんでしょう。蕎麦には外殻の星が見えている挽きぐるみですが、蕎麦の流径はさほど大きくありません。中挽きから粗挽きのメッシュでしょう。蕎麦を手繰ると、久しぶりに重さの手ごたえを感じるどっしり蕎麦。江戸前にはない充実した重さです。少し口に含んで味を確かめます。噛む系ですね。茹でも噛む系を意識しているのか、かなりの歯応えを感じます。この歯応えで江戸前の細さに打てたら最高なんですけどね。これが、150年愛され続けて来た味なんでしょう。夏新のすがすがしさよりも、やはり噛むほうに重点がある蕎麦です。もちろん味はよろしい。何回も噛んでいると甘味が口の中に広がっていきます。ちゅるるるるとすすっておいてから、噛む噛む噛む。つゆはやや辛めでこれはうまい。濃厚さはさほどありませんが、味は十分に辛い。ジブンの好みでは、下半分をつけました。細打ちやもう少し濃厚なつゆでは、下3分でいいのですが、下3分ではちょっと弱い感じでしたね。最後に蕎麦湯でしめました。厚焼き玉子は、しっかり焼くタイプとふわとろタイプの真ん中くらい。出汁感も強く出さずに玉子焼き本来の自然な味に焼き上げるタイプ。おいしくいただきました。だいこんおろしがたっぷりなところに、地方を感じました。蕎麦屋はこれ1軒でしたので、くくっての感想は出来ませんが、やはり地方に根付いた蕎麦の種類にはちゃんと理由があるような気がしました。この系統の蕎麦を千葉で食べても、好みじゃなかったね、くらいにしか思いませんが、地方都市で食べると感慨があって、蕎麦が一段とおいしい。旅情というものなのでしょうか。ごちそうさま。さ、山形牛のステーキです。
山形かけあし旅行の二日目。
この日は、昼過ぎには山形を離れたいので、駆け足でもチョースピードで。早朝の海鮮丼は○でした。そのままチェックアウトして山形市に向います。山形には向わず、酒井から新庄に抜けてそば街道に向うとか、高速で山形に向う途中の月山付近で寒晒し蕎麦をたべるとか、いろいろコースを考えました。
この日食べたいものは2点だけ。山形蕎麦と山形牛。山形牛でいえば、米沢に出る手もあるのです。ここで少し冷静になって、時間的な制約を考え、時間効率から割り出すと、山形市内に直行してそこで蕎麦と牛とを立て続けにやっつけるのが一番てっとり早くコトが済む、と。何も考えずに山形市内に行けばいい、というシンプルな結論を引き出しました。
となると、どこで蕎麦、どこでステーキ、ということを決めなければなりません。蕎麦は、かような背景で、市内で最も歴史が古い庄司屋に白羽の矢を立てました。日曜日も営業。助かります。
駐車場も2箇所。繁盛振りがうかがえます。店はたいへんりっぱな造りで、大型の蕎麦店です。入口に夏新の告知がありました。全国的には、そうとう遅い夏新(夏が旬の早生タイプの新蕎麦)でしょう。
入店します。まだ昼前です。入口のホールは既に半分くらい席が埋まってます。奥には座敷も見えてますね。お茶こさんも3,4人いて、やっぱり相当な繁盛店ですね。150年の歴史と先祖から引継いだ蕎麦を大切にしながら、ビジネスとして成功させている手腕には敬意を表したい、と。中央に囲炉裏が切ってある大テーブルがあります。相席用ですね。じゃあ、そこに座らせてもらいましょうか。
さあてと。品書きを拝見。ページの最初から並ぶのは板そばですね。お一人様でなかったら間違いなくここなんでしょうが。せいろそばと言いますか、もりそばは品書きの一番うしろに書いてありました。もりそば1枚、というお客さんは少ないのかな。オーダーしたのは、
もりそば(710円)
厚焼き玉子(580円)。
その後もお客さんは次々と入店してきて、結局お店を出るまで店内は九分通り席が埋まる状況が続きました。たいしたものです。
蕎麦が先に届きました。エッジがきりりと立ったやや太目の蕎麦です。蕎麦街道にある蕎麦店の蕎麦もほとんどが太打ちのしっかり系ですね。これがこちらの伝統なんでしょう。蕎麦には外殻の星が見えている挽きぐるみですが、蕎麦の流径はさほど大きくありません。中挽きから粗挽きのメッシュでしょう。
蕎麦を手繰ると、久しぶりに重さの手ごたえを感じるどっしり蕎麦。江戸前にはない充実した重さです。少し口に含んで味を確かめます。噛む系ですね。茹でも噛む系を意識しているのか、かなりの歯応えを感じます。この歯応えで江戸前の細さに打てたら最高なんですけどね。これが、150年愛され続けて来た味なんでしょう。
夏新のすがすがしさよりも、やはり噛むほうに重点がある蕎麦です。もちろん味はよろしい。何回も噛んでいると甘味が口の中に広がっていきます。ちゅるるるるとすすっておいてから、噛む噛む噛む。つゆはやや辛めでこれはうまい。濃厚さはさほどありませんが、味は十分に辛い。ジブンの好みでは、下半分をつけました。細打ちやもう少し濃厚なつゆでは、下3分でいいのですが、下3分ではちょっと弱い感じでしたね。最後に蕎麦湯でしめました。
厚焼き玉子は、しっかり焼くタイプとふわとろタイプの真ん中くらい。出汁感も強く出さずに玉子焼き本来の自然な味に焼き上げるタイプ。おいしくいただきました。だいこんおろしがたっぷりなところに、地方を感じました。
蕎麦屋はこれ1軒でしたので、くくっての感想は出来ませんが、やはり地方に根付いた蕎麦の種類にはちゃんと理由があるような気がしました。この系統の蕎麦を千葉で食べても、好みじゃなかったね、くらいにしか思いませんが、地方都市で食べると感慨があって、蕎麦が一段とおいしい。旅情というものなのでしょうか。
ごちそうさま。
さ、山形牛のステーキです。