なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「芝海老かき揚げ天つきもり(1100円)」@こな金の写真野田が柏より栄えていた時代商店街の花形だった手作り蕎麦のこな金。すでに6代目がお店のHPに登場です。

ゴールデンウィークが始まってます。野田の古い建造物を見るためにちょいとお出かけしました。野田は醤油の町だけでなく、大正、昭和初期の建物も残っていて我孫子から出かけるにはちょうどいい距離にあります。ただ町並みとしてまとまっていないため、それが目的で訪れる人の数も多くありません。何箇所か見て歩き、帰りに野田の醤油せんべいでもお土産に買えばちょうどいい半日コース。佐原のような派手さはありませんが、調べて歩く楽しみはあります。

そんな日のランチタイム。かねてから訪問したかったこな金に向います。創業は江戸の末期か明治の初期という老舗の蕎麦店。おかみさんの息子さんが店の六代目としてHP繋がりのブログに登場しています。ただ六代目はあまりブログに興味がないようでブログからお店のことを知るのはほとんど不可能でしょう。そもそもUPしてませんから。ですが、六代目ってやっぱり老舗はすごい。

何回か野田で食事をしてますので、こな金のお店の場所も交差点の角にある駐車場も分かってます。車を駐車場に置いてお店までてくてく。お店、いいですねえ。しっとりしみじみ老舗の息遣いです。手づくりそば 古奈金。あんどんにはそう書かれてます。HPでは、こな金となってます。暖簾にはただ蕎麦とだけ染め抜かれていて、やっぱり粋だねえ。

暖簾を分けて入店。こじんまりとしている店内には、老舗特有の品があります。落ち着いた感じがするのは調度品のせいでしょうか。凛としたテーブルが4つに小上がり。テーブル席の間には電動式石臼製粉機がおいてありますね。すでに稼働中です。お客さんはいません。後から2組入って来ました。

一番奥のテーブル席に座ります。おかみさんがお茶を持って来てくれました。きょうはどんな蕎麦をいただこうかな。品書きを見ます。

もり、かけが550円。辛味大根を使ったおろし蕎麦が740円。鴨汁そばが1260円。標準的な値段です。お店に入る前にひとつの考えがあって、老舗が強いのは天麩羅ではないかと考えているんです。値段によっては天つきをいただこうかな、と考えておりました。

天つきもり(950円)
野菜天つきもり(1100円)
小柱かき揚げ天つきもり(1100円)
芝海老かき揚げ天つきもり(1100円)

冷たいお蕎麦の天つきは4種類。この中から、芝海老のかき揚げ天つきを選んでオーダーしました。しばらく待ちます。ちょうど目の前で石臼が蕎麦を挽いていましたので目と耳はそちらに預けて。10分も経たないうちにお蕎麦が出来上がりました。お盆の上には蕎麦、つゆ、薬味、天麩羅のほかに、天つゆまでも。このお店の天麩羅は天つゆでいただけるのですね。これはうれしい。

蕎麦と天麩羅は相性が良くない、と思っているワタクシ。天麩羅は少々冷めてもいいから蕎麦の風味を楽しんで、もういい、といった段階でしかいただきません。天麩羅の風味は強烈ですから、蕎麦の風味なんかいちころ。勝てるわけがありません。で、蕎麦から。

丸笊に品良く盛られた蕎麦は緑色がかった細打ちですね。挽きぐるみで適度の長さを持っているようです。これはうまそう。箸先でちょっと手繰って食べてみると、思った以上に蕎麦の風味が強くてうれしくなります。目の前で挽いているのですから、挽き立てなんでしょう。こういう蕎麦屋が野田に残っていることがうれしいですね。

つゆをつけて一気にすすりこみ。いやあ、実に旨いそばです。つゆは甘みが抑え目で、そっか、ここは醤油の町なんだ、と思わせるような醤油の旨さが一段と立ったつゆです。かつをぶし、昆布、味醂といったつゆ関係者がどのような割合で集められているのでしょうか。しっくりと良く馴染んだおいしいつゆです。

蕎麦をいとおしみながらいただきました。さ、それではかき揚げをいただきます。かき揚げにする最後の段階でかき揚げのうえに天かすが乗せられてますね。藪系で何回か経験しています。そっと天かすをはずしてかき揚げをいただきました。さっくさくです。そうそう、これが老舗なのよね。その後天つゆでさくさくを消してしっとりとさせていただきました。海老もたくさん入っていて旨い。

最後に蕎麦湯をいただき、すっと気分が爽快になってフィナーレでした。

おかみさんがお茶を差し替えてくれます。3回目です。この辺のタイミングは絶妙です。

お店が老舗であることを聞いておじゃました旨を話し、

当時もお店はこのくらいのスペースだったのですか?

おかみさんの話では今よりも狭かったようで、以前の店の端の柱はこれですよ、とジブンが座っている席に近いところにある柱を指します。その後、常連さんも話しに加わり、この店がある商店街ももっと賑やかでねえ、と。柏からも大勢お客さんが来てねえ。柏よりも野田のほうが賑やかだったって若い方はご存じないでしょうね。

そうでしたか。今の柏に人が集まるように、ある時代では野田に人が集まっていたそうです。逆転したのは鉄道の発達によるものではないかと言うことでした。少し寂しい商店街になりましたが、これからもがんばっていただきたいですね。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

我孫子から、ありがとうございます。
私も休日は、家族でこな金に昼食です。
そば大盛りで(^^)

shokin | 2013年1月18日 09:12