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生蕎麦、十割蕎麦の看板を見て飛び込み入った慈久庵、麦家に続く3軒目の蕎麦店。蕎麦遠征を愉しんでます。水府村の慈久庵では焼畑で栽培し小川師が打った江戸切りを堪能し。その次に訪れた那珂市の麦家では広葉樹林の庭を愛でながら職人技の手打ちと出し巻き玉子を堪能。その後、調子が出てきて3軒目となるすぐ近くの手打ち蕎麦のだぼうを訪問。お店の前の蕎麦畑は花が満開でこれはいい、と思って入り口にいくと、そば売り切れました。そうだよな。蕎麦を1度に3枚も食べるなという蕎麦ゴッドの配慮と考えて、その後パン屋のシャンテを訪問。お土産のパンを買ってさあ帰宅です。しばらく走っていると、そば屋の大きな看板が見えてきました。ま、一応徐行して看板の文字を見ると、十割蕎麦の文字がブリンキングしているように見えます。あっちゃあ、これは、もう一人の蕎麦ゴッドがもう1枚食べて行け、と誘っているに違いない。あわてて駐車場に車を入れました。車から見るお店は普通の蕎麦やの感じじゃないですね。ちょっと料亭のような。格式高いのかなァ。こっちはせいろの1枚もいただければいいんで、外観を見た感じでは蕎麦会席がメインのようなこのお店、入るか入らないか一瞬逡巡します。ま、どんなお店か見てみようか。店内はいると広い玄関で右手には陶器が飾られているスペースで、左手の方が食べるところのようです。節電で内部は薄暗く、営業中なのかどうかも分かりません。14時過ぎですのでお客さんもいないのかな。厨房から中年の男性が出てきました。この方がお料理を作る人なのかな。蕎麦を食べられるか訊いてみると厨房の前の部屋を示して、ここへどうぞと誘われます。靴を脱いで上がると広い座敷になってました。先客がいました。男性が一人で食事をしています。座敷は中央に囲炉裏が切ってあり冬季には炭が入るのでしょうか。座卓に陣取って深呼吸をしてさあ3枚目の勝負!座卓の上にあったのがこれ。常陸太田市長名で金砂郷そばの名称を使っていいという許可証ですね。これは知っている人は知っている常陸秋そばの故郷ですから、それ相当のインパクトはあるでしょう。品書きを見るとセットものだけなんですね。訊けば単品も有ったのかもしれませんがこの時はこの中から選ぼうとしか思っていませんでした。おなかが一杯でとか、まずくて、の状況が発生したとしても蕎麦なら食べれますからね。無駄になることはないでしょう。十割ざる蕎麦 煮物 お新香つき 1365円とろろ蕎麦 煮物 お新香つき 1995円けんちん蕎麦 煮物 お新香つき 1890円奥久慈軍鶏汁蕎麦 煮物 お新香つき 2100円ケッコウな値段やね。ここはフィナーレですから軍鶏か?と一瞬思いましたが、いくらなんでも2000円超えは、って冷静さを取り戻して十割ざる蕎麦で。メニューの中のけんちん蕎麦というのは茨城県の特殊な食べ方で、つけ汁がけんちん汁になっているのです。自分にはどうしておいしい蕎麦をそんなふうにして食べるの?という疑問があって未食。これからもずっと未食だと思います。お店はめっちゃ大きい感じなので、蕎麦が出来る間席を立って店内がどうなっているか見学に。通された部屋が入り口に一番近いのですが、もっとずっと広い大広間が続きでありました。大宴会ができる広さです。通路に灯りが入っていないためにお店自体が沈んだように見えますが、大宴会でテーブルがずらっと並び、お料理がずらって並んだらお店の印象は全く違ってくるでしょうね。このお店の本当の姿ってどんなのか、全く想像できません。知識もありません。お店の入り口付近には陶器の器が並べられていました。正札がついているわけでもなく、説明の文章があるわけでもなく。ますます謎が深まるお店です。さあて、蕎麦ができたようなので席に戻ります。卓の上に置かれた蕎麦を見ます。煮物は揚げだし豆腐でした。お新香もついてます。この程度のものならせいろ750円から800円でしょうね。それに揚げだし豆腐ですから、MAXでも1000円でしょうか。やっぱりCPはよろしくないです。金砂郷の玄蕎麦の単価が高いのか、お店の値段設定がこうなのか。蕎麦は太打ちでよく見ると甘皮の欠片がところどころに混じってます。見るからに剛の蕎麦という趣でこれはちょっと食べるのに手ごわい感じです。つっつっつって飲み込みように食べる江戸切り蕎麦とは全く違います。それじゃあ、っと思って蕎麦を試食してみます。見た目通りで相当に硬いという印象です。十割でもこのタイプは結構遭遇しますが、コシがあるという半端なものではなくて、ただ硬い。永く食べていると年寄りですのであごが疲れます。喉越しはない、と言いたくなります。噛んで噛んで噛んで、飲み込む。一番のメリットは蕎麦が甘く感じることかな。まさか澱粉質に変わるということもないでしょうが、蕎麦の味、蕎麦の甘みは十分に味わうことができます。これに対するつゆはどうでしょうか。つゆはこの蕎麦に対しては弱い。もっと濃厚なつゆにしないとこの蕎麦を受け止めることはできません。つゆにどっぷりとつけて食べるしかないようです。わっしわっしと蕎麦を食べます。おなかがすいていないだけに、こういうタイプの蕎麦はずっしりときますね。蕎麦はこのままでもいいと思いますが、つゆはまだ改善の余地がありそうな感じです。揚げだし豆腐は取り立てて珍しいタイプのものではなく、どこにでもあるものでした。すみませ~ん、蕎麦湯ください。そろそろ終わりになるのに蕎麦湯が出てこないので催促しました。そして出てきたのがこれ。小鉢に蕎麦粉を溶いた蕎麦湯を持ってきました。濃厚、なんてなまやさしいものではありません。どろどろのどろどろです。いやあ、これでつゆがもっと濃厚ならすばらしい蕎麦湯なんですが。摩訶不思議なお店で食べた十割蕎麦。つゆが変れば全く印象が違うでしょうね。蕎麦はいいものでしたし、店主も話をすると好人物であることがわかります。この日の最後の一杯。前の二杯と比べるのは酷でしょうが、単品で800円前後ならアリかなと思える蕎麦でした。
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蕎麦遠征を愉しんでます。
水府村の慈久庵では焼畑で栽培し小川師が打った江戸切りを堪能し。その次に訪れた那珂市の麦家では広葉樹林の庭を愛でながら職人技の手打ちと出し巻き玉子を堪能。その後、調子が出てきて3軒目となるすぐ近くの手打ち蕎麦のだぼうを訪問。お店の前の蕎麦畑は花が満開でこれはいい、と思って入り口にいくと、そば売り切れました。
そうだよな。蕎麦を1度に3枚も食べるなという蕎麦ゴッドの配慮と考えて、その後パン屋のシャンテを訪問。お土産のパンを買ってさあ帰宅です。しばらく走っていると、そば屋の大きな看板が見えてきました。ま、一応徐行して看板の文字を見ると、十割蕎麦の文字がブリンキングしているように見えます。あっちゃあ、これは、もう一人の蕎麦ゴッドがもう1枚食べて行け、と誘っているに違いない。あわてて駐車場に車を入れました。
車から見るお店は普通の蕎麦やの感じじゃないですね。ちょっと料亭のような。格式高いのかなァ。こっちはせいろの1枚もいただければいいんで、外観を見た感じでは蕎麦会席がメインのようなこのお店、入るか入らないか一瞬逡巡します。ま、どんなお店か見てみようか。
店内はいると広い玄関で右手には陶器が飾られているスペースで、左手の方が食べるところのようです。節電で内部は薄暗く、営業中なのかどうかも分かりません。14時過ぎですのでお客さんもいないのかな。厨房から中年の男性が出てきました。この方がお料理を作る人なのかな。蕎麦を食べられるか訊いてみると厨房の前の部屋を示して、ここへどうぞと誘われます。
靴を脱いで上がると広い座敷になってました。先客がいました。男性が一人で食事をしています。座敷は中央に囲炉裏が切ってあり冬季には炭が入るのでしょうか。座卓に陣取って深呼吸をしてさあ3枚目の勝負!
座卓の上にあったのがこれ。常陸太田市長名で金砂郷そばの名称を使っていいという許可証ですね。これは知っている人は知っている常陸秋そばの故郷ですから、それ相当のインパクトはあるでしょう。
品書きを見るとセットものだけなんですね。訊けば単品も有ったのかもしれませんがこの時はこの中から選ぼうとしか思っていませんでした。おなかが一杯でとか、まずくて、の状況が発生したとしても蕎麦なら食べれますからね。無駄になることはないでしょう。
十割ざる蕎麦 煮物 お新香つき 1365円
とろろ蕎麦 煮物 お新香つき 1995円
けんちん蕎麦 煮物 お新香つき 1890円
奥久慈軍鶏汁蕎麦 煮物 お新香つき 2100円
ケッコウな値段やね。ここはフィナーレですから軍鶏か?と一瞬思いましたが、いくらなんでも2000円超えは、って冷静さを取り戻して十割ざる蕎麦で。メニューの中のけんちん蕎麦というのは茨城県の特殊な食べ方で、つけ汁がけんちん汁になっているのです。自分にはどうしておいしい蕎麦をそんなふうにして食べるの?という疑問があって未食。これからもずっと未食だと思います。
お店はめっちゃ大きい感じなので、蕎麦が出来る間席を立って店内がどうなっているか見学に。通された部屋が入り口に一番近いのですが、もっとずっと広い大広間が続きでありました。大宴会ができる広さです。通路に灯りが入っていないためにお店自体が沈んだように見えますが、大宴会でテーブルがずらっと並び、お料理がずらって並んだらお店の印象は全く違ってくるでしょうね。このお店の本当の姿ってどんなのか、全く想像できません。知識もありません。
お店の入り口付近には陶器の器が並べられていました。正札がついているわけでもなく、説明の文章があるわけでもなく。ますます謎が深まるお店です。
さあて、蕎麦ができたようなので席に戻ります。卓の上に置かれた蕎麦を見ます。煮物は揚げだし豆腐でした。お新香もついてます。この程度のものならせいろ750円から800円でしょうね。それに揚げだし豆腐ですから、MAXでも1000円でしょうか。やっぱりCPはよろしくないです。金砂郷の玄蕎麦の単価が高いのか、お店の値段設定がこうなのか。
蕎麦は太打ちでよく見ると甘皮の欠片がところどころに混じってます。見るからに剛の蕎麦という趣でこれはちょっと食べるのに手ごわい感じです。つっつっつって飲み込みように食べる江戸切り蕎麦とは全く違います。それじゃあ、っと思って蕎麦を試食してみます。見た目通りで相当に硬いという印象です。十割でもこのタイプは結構遭遇しますが、コシがあるという半端なものではなくて、ただ硬い。永く食べていると年寄りですのであごが疲れます。喉越しはない、と言いたくなります。噛んで噛んで噛んで、飲み込む。
一番のメリットは蕎麦が甘く感じることかな。まさか澱粉質に変わるということもないでしょうが、蕎麦の味、蕎麦の甘みは十分に味わうことができます。
これに対するつゆはどうでしょうか。つゆはこの蕎麦に対しては弱い。もっと濃厚なつゆにしないとこの蕎麦を受け止めることはできません。つゆにどっぷりとつけて食べるしかないようです。わっしわっしと蕎麦を食べます。おなかがすいていないだけに、こういうタイプの蕎麦はずっしりときますね。蕎麦はこのままでもいいと思いますが、つゆはまだ改善の余地がありそうな感じです。
揚げだし豆腐は取り立てて珍しいタイプのものではなく、どこにでもあるものでした。
すみませ~ん、蕎麦湯ください。
そろそろ終わりになるのに蕎麦湯が出てこないので催促しました。そして出てきたのがこれ。小鉢に蕎麦粉を溶いた蕎麦湯を持ってきました。濃厚、なんてなまやさしいものではありません。どろどろのどろどろです。いやあ、これでつゆがもっと濃厚ならすばらしい蕎麦湯なんですが。
摩訶不思議なお店で食べた十割蕎麦。つゆが変れば全く印象が違うでしょうね。蕎麦はいいものでしたし、店主も話をすると好人物であることがわかります。この日の最後の一杯。前の二杯と比べるのは酷でしょうが、単品で800円前後ならアリかなと思える蕎麦でした。