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「十割そば(800円)」@田舎そば古民家の写真古民家という店名の古民家でいただく“常陸秋そば”十割蕎麦の極楽。

茨城県猿島郡五霞町に来ています。

五霞町は茨城県の西南部に位置し、埼玉とも千葉とも県境のある町です。利根川に接していて江戸川の基点もここにあります。茨城県の地図を思い浮かべていただくと、ちょうど正面左のとんがったところに町はあります。町の人口はおよそ1万人。道の駅がありまして、その名も、道の駅ごか。その道の駅のすぐそばに、本日の主役である古民家があるのです。国道4号線で道の駅に入って行くと、一旦道の駅を抜けてから右折すると、すぐに“常陸秋そば”ののぼりに迎えられます。

お店の存在は早くから気がついていたのですが、なかなか遠征するチャンスがなくて。隣は古河市ですので、麺堂稲葉に足が向いてしまい、隣が坂東市ですのでラーメンやちに足が向いてしまい。そもそも栃木や群馬に遠征するときの通過ゾーンになっていて、ごめんよ涙でいままでスルーの連続でした。

お店のHPにはブログがついていて、最近になって(6月3日)店の娘さんが緑のカーテン、ゴーヤの写真をUPしていましたので、これはすぐにゴーヤを見に行かねば、と思い、この日は同じ方向にあるこれまた常陸秋そばのお店と2本立て、ツートップでの急襲とは相成りました。

店までは自宅から45km。ちょうどいい距離のドライビング。オスカーピー太郎のピアノトリオを聴きながら快調に進みます。渋滞?ないない。目指している道の駅ごかに到着。店のHPにも、店に行くには一旦道の駅に入って、別のもうひとつの出口から出る地図が載っているいるのを覚えていて。道の駅に入ってもう一つの出口に向ったら、そこを出るとそのまま4号線に行ってまうやん。このときは、地図で言うところのもう一つの出口方面から来ていたのですね。あわてて、入ってきた入口からまた出ます。

このように詳細を報告するのも、あなたがジブンと同じ粗忽者なら同じ過ちをおかしそうなんで、前例、失敗談を貼り付けるわけでして。親切なレビューを心がけております。

で、お店ののぼりに誘われて、古民家へと入っていきました。農家です。農家の広~い庭駐車場。いいですねえ。古民家、でかいです。車を庭の隅に置いて入り口に向うと、ははん、これですね。緑のカーテンの赤ちゃん。ちょっと苗の数が少なくて、カーテンは難しいかな。でも順調に育っているのを見て、思わずこみあげるものを感じます。がんばれよ~。落涙をおさえていたら写真忘れちゃった。遠景からのトリミングでUPします。ま、証拠ということで。

店の暖簾には、正式名称が染め抜かれ、田舎そば古民家、が正しい名前ですね。暖簾を分けて入店。奥の方から元気な声で、あいさつの声が聞こえます。どこでもお好きなところへ。

入ったところは昔土間だったのかあ。広いスペースの右側にはいくつかテーブルが並べられ、左手は昔の部屋をそのまま使っているようです。靴を脱いでそこに座りましょう。そのまま進むと、小さな暖簾で仕切られてますが、左手に厨房があってカウンター席があり、右手にはここにもテーブル席が並べてあってかなりのキャパですね。地元の方はやはりお店の方との会話がありますから、奥の方に進んで行くのでしょう。

ジブンは、古民家の空気が吸いたくて手前の畳の部屋に一人落ち着きます。おかあちゃんが出てきて、冷たい麦茶のポットを持って来てくれます。

さて、常陸秋そばです。メニューのトップページには、季節限定の細打ちそばが載ってます。夏限定です。江戸前の細打ち蕎麦、大好きです。グランドメニューには、基本のもりそばはじめ、きつねや鴨せいろやその他蕎麦屋が提供するメニューは一通り揃ってますね。ここは矢張り常陸秋そばを堪能したいわけですから、せいろでしょう。

もりそば 二八そば 680円
もりそば 十割そば 800円

それじゃあ、ここは十割で。限定数量ですが、ありました。よかったあ。

古民家、やっぱりいいなあ。ここは、移築したのではなくもともとここにあった建物だそうです。築およそ160年とうかがいました。落ち着きます。心が静かになります。おやじギャグ、封印できます。およそ6分で配膳となりました。

いい姿してます。盛りがいいですねえ。800円でしたが、盛りのことを考えると標準盛りでは650円くらいかな。土地土地で習慣があって、この辺では一杯食べるのが基本なのかな、という気がしました。蕎麦はやや黒っぽい色をして、まさに野趣あふれる田舎そばのおもむきです。適度な星も見えていて挽きぐるみのようです。

蕎麦猪口につゆが入っていますが、とっくりのほうにもつゆがたっぷり。これなんかも土地柄のような印象を受けます。
『この量のつゆじゃあ、しょうがねえべ。もっとそばにあわせて、多くしたらよかっぺよ。』そんな会話が過去にあったんじゃないかって。全部とっくりに入れないのも、訳ありそうで。

『つゆが最初ッからちょこに入っていたら、すぐ食えるべよ。』とかなんとか。

じゃあ、さっそくいただきますよ。箸先で手繰り寄せます。重量感があって、よろしいなあ。持ち上げると結構長めの蕎麦です。一気に吸い込んでいただきます。田舎そば、のお手本のような蕎麦ですね。穀物風味が強くて、思わずにんまりします。せんだって、常陸秋そばを食べにつくばに行きましたが、同じ品種の蕎麦かと思うくらい、風味の強さが全く違います。そして、この古民家の空気の中で食べるとまた一段とうまいのよね。

しばらくつゆなしで食べた後、今度はつゆをつけて。まずつゆをほんの少し試飲して、濃度を確認します。出汁がよく利いて少し甘めのチューニング。うまいです。濃度は中濃から特濃の間くらい。特濃は手繰った蕎麦の下3分につゆをつけていただきますが、これは4分から半分くらいつけたほうがおいしくいただけそうです。

手繰った蕎麦の下4分をつゆにつけ、一気にすすりこみ。うま~~。めっちゃうまい。蕎麦がつゆの力でもう一度花開きます。このようなうまい田舎蕎麦はなんか久しぶりです。じ~んとココロに沁みていきます。これなら地元の方も文句はないでしょう。茹でも万全。水洗い、水切りもまったく問題ありません。切りむらもほとんどなく、切れ端もほんの僅か。これがないとむしろおかしいでしょ。最後に、とろとろの蕎麦湯をいただいて終了。大満足でした。

ドライブがてらにちょうどいいお店が見つかりました。ここはまた来るでしょうね。ごちそうさまでした。厨房にいるスタッフに声をかけます。ブログにUPされていたゴーヤに会いにきたんですよ。そうでしたか。この方があのブログを書いている娘さんのおとうさんです。言われたおとうさんは、ちょっと照れくさそうな笑顔をみせてくれました。

さ、このあともう1軒。常陸秋そばの極上が食べられる蕎麦屋を目指します。その前に、道の駅ごかでも、十割蕎麦が食べられるんですよ。まいったなあ。1回で3食はいかんでしょ。いくら健康食品でも。どうすっか。悩みが尽きない行列なのでした。

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