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緑鮮やかな景色が全面のガラス窓を通して迫り、あたかも野外でお蕎麦を食べているような那須高原の小椋。盛夏の那須高原で早朝の森の散歩を楽しみに二期倶楽部に向います。チェックインが15時ですので、その前に那須湯元温泉にある殺生石(せっしょうせき)を見たい。鳥羽上皇が寵愛した絶世の美女玉藻前(たまものまえ)のなれの果てを見たい。石ですが。その前に、那須で蕎麦ランチにしよう、ということになって有名店の石心に行きました。石心に到着したのが12時50分。中に入ると、お客さんで一杯。おかみさんが出てきて、10分前に売切れてしまいましたと詫びながら伝えます。いいんです、明日来ますから。それじゃあ、翌日に予定していた小椋に行きましょう。この小椋は、石臼挽き自家製粉手打ちのお店であることを情報入手しています。うまくいけば、常陸秋蕎麦がいただけるはずです。どうしても食べたい!車をまわして小椋に向います。店の看板を見つけて細い道に入りますが、見つけられないまま元に道に戻ってしまいました。なんでやねん。もう一度Uターンして看板どおり細い道に入り、今度は1軒1軒見ながらのろのろ運転。ありましたよ、小さな看板。お店はその看板の隣の石段を登っていく上のほうにあったので、見逃していたんです。車から降りて石段を登ると、りっぱで大きくて別荘のような家がありました。これは期待が持てます。那須には観光客を目当てにしている蕎麦屋がロードサイドに点在していて、お店が見つからなければそっちに行こうかと思っていましたが、2周してよかったです。玄関で靴を脱いであがります。奥さんが迎えてくださいます。食べる部屋に通されます。おおおおお。すげ~~~。まさに別荘の大きなリビングルームですね。部屋の2面には大きなガラスを嵌めた窓になっていて、外の景色が見えるような作りになっています。その窓に向ってしつらえた席もあって、そとを見ながら食事が出来るのですね。こういうお店は初めてです。フローリングの床が素足に気持ちがいい。とても大きな部屋で、どのくらいあるのか見当がつきませんが、80畳くらいあるのかなあ。お客さんは1組。外に向ってお蕎麦を食べてます。このお店は、外の緑をずっと見ているだけでもいい、そのくらい緑があざやかです。この季節は那須のこの地域は毎日雨だそうです。このときも少し降っていました。さて、どんなものがいただけるでしょうか。お部屋や景色に興奮してばかりいないでメニューの吟味に入りましょうか。おいしい蕎麦茶をいただきながら。基本はせいろそばかぶっかけ。食べたかった粗挽田舎そばは土日限定。同行のBさんが食べたかったくるみだれで食べるくるみそばも土日限定。ここはぶっかけよりもせいろでいきましょうか。オーダーしたのは、せいろそば(常陸秋蕎麦使用二八蕎麦)(800円)が2枚と少し天麩羅(520円)をひとつ。厨房は別の部屋になっていて調理は見ることができません。雨が落ちてくる緑の景色をみながらゆったりとした気分になります。こういう場所で酒を飲んで昼寝がしたい。やがて、天麩羅が届けられました。この奥様の人当たりに良さはなんということでしょう。知り合いの別荘におよばれされているようです。接客二重丸。部屋に中にあるかわいい花や緑はすべて奥様が庭から取ってきたものだとか。庭って、自然林ですから。天麩羅は衣を薄くして粋でからっと揚がっています。海老が2本入っていてけんかしないで済みました。どの野菜もほっこりうまい。蕎麦に合わせることなく、どんどん食べちゃいます。天麩羅をひとつにしたのは、二期倶楽部での夕食を万全の体調で臨むためです。蕎麦が到着。常陸秋蕎麦はこのときのグランドメニューに入ってますので、常備なさっているかもしれません。蕎麦は竹笊にきれいに盛られてます。ついつい蕎麦を接近して見てしまいますが、甘皮も一緒に挽きこんだきれいなそばで蕎麦の実がまだ形をのこしている粗挽きです。薬味は、わさびとていねいに切られた葱、そして辛味だいこん。蕎麦は細切りでたぐってみると実にかろやか。そのまま口に含むと懐かしい蕎麦の芳しい匂いがすっと鼻腔に抜けていきます。二八とのことですが、なまじの十割よりも風味があって食感もいい。二八の黄金率のサンプルのようなすばらしい蕎麦です。つゆをちょいとつけていただきます。つゆは濃い目の深い出汁が利いているもので、ご主人のお話を聞きたいくらいです。長い時間の熟成を入れているつゆ独特の濃いけど丸いつゆです。蕎麦が一段と映えて、嚥下するのが惜しいくらい。蕎麦の顔がいい。凛とした姿はすでに食べる前から食べたあとの喜びがわかろうかというものです。お店を構えた場所は、メインロードからは離れたところでご近所が数軒のみ。いずれも別荘のような感じです。観光客が押し寄せるような有名店にはまだなっていないような気がしたのは、平日先客1組、後客なしだったせいですが、休日限定があることから休みの日には大勢のお客さんが押し寄せるのかもしれません。このお店、蕎麦のクオリティ、接客のクオリティからすれば、お客さんがほっておくわけはないでしょう。場所柄まだ広く知られていない、蕎麦サイトへの登場も僅か、有名ブロガーが未訪でwebからは見つけ難い、そんなことが現状だと思いました。このお店は立ち寄る価値があると思います。
盛夏の那須高原で早朝の森の散歩を楽しみに二期倶楽部に向います。チェックインが15時ですので、その前に那須湯元温泉にある殺生石(せっしょうせき)を見たい。鳥羽上皇が寵愛した絶世の美女玉藻前(たまものまえ)のなれの果てを見たい。石ですが。その前に、那須で蕎麦ランチにしよう、ということになって有名店の石心に行きました。
石心に到着したのが12時50分。中に入ると、お客さんで一杯。おかみさんが出てきて、10分前に売切れてしまいましたと詫びながら伝えます。いいんです、明日来ますから。
それじゃあ、翌日に予定していた小椋に行きましょう。
この小椋は、石臼挽き自家製粉手打ちのお店であることを情報入手しています。うまくいけば、常陸秋蕎麦がいただけるはずです。どうしても食べたい!
車をまわして小椋に向います。店の看板を見つけて細い道に入りますが、見つけられないまま元に道に戻ってしまいました。なんでやねん。もう一度Uターンして看板どおり細い道に入り、今度は1軒1軒見ながらのろのろ運転。ありましたよ、小さな看板。お店はその看板の隣の石段を登っていく上のほうにあったので、見逃していたんです。
車から降りて石段を登ると、りっぱで大きくて別荘のような家がありました。これは期待が持てます。那須には観光客を目当てにしている蕎麦屋がロードサイドに点在していて、お店が見つからなければそっちに行こうかと思っていましたが、2周してよかったです。
玄関で靴を脱いであがります。奥さんが迎えてくださいます。食べる部屋に通されます。
おおおおお。すげ~~~。まさに別荘の大きなリビングルームですね。部屋の2面には大きなガラスを嵌めた窓になっていて、外の景色が見えるような作りになっています。その窓に向ってしつらえた席もあって、そとを見ながら食事が出来るのですね。こういうお店は初めてです。フローリングの床が素足に気持ちがいい。とても大きな部屋で、どのくらいあるのか見当がつきませんが、80畳くらいあるのかなあ。
お客さんは1組。外に向ってお蕎麦を食べてます。このお店は、外の緑をずっと見ているだけでもいい、そのくらい緑があざやかです。この季節は那須のこの地域は毎日雨だそうです。このときも少し降っていました。
さて、どんなものがいただけるでしょうか。お部屋や景色に興奮してばかりいないでメニューの吟味に入りましょうか。おいしい蕎麦茶をいただきながら。
基本はせいろそばかぶっかけ。食べたかった粗挽田舎そばは土日限定。同行のBさんが食べたかったくるみだれで食べるくるみそばも土日限定。ここはぶっかけよりもせいろでいきましょうか。オーダーしたのは、せいろそば(常陸秋蕎麦使用二八蕎麦)(800円)が2枚と少し天麩羅(520円)をひとつ。
厨房は別の部屋になっていて調理は見ることができません。雨が落ちてくる緑の景色をみながらゆったりとした気分になります。こういう場所で酒を飲んで昼寝がしたい。やがて、天麩羅が届けられました。この奥様の人当たりに良さはなんということでしょう。知り合いの別荘におよばれされているようです。接客二重丸。部屋に中にあるかわいい花や緑はすべて奥様が庭から取ってきたものだとか。庭って、自然林ですから。
天麩羅は衣を薄くして粋でからっと揚がっています。海老が2本入っていてけんかしないで済みました。どの野菜もほっこりうまい。蕎麦に合わせることなく、どんどん食べちゃいます。天麩羅をひとつにしたのは、二期倶楽部での夕食を万全の体調で臨むためです。
蕎麦が到着。常陸秋蕎麦はこのときのグランドメニューに入ってますので、常備なさっているかもしれません。蕎麦は竹笊にきれいに盛られてます。ついつい蕎麦を接近して見てしまいますが、甘皮も一緒に挽きこんだきれいなそばで蕎麦の実がまだ形をのこしている粗挽きです。薬味は、わさびとていねいに切られた葱、そして辛味だいこん。
蕎麦は細切りでたぐってみると実にかろやか。そのまま口に含むと懐かしい蕎麦の芳しい匂いがすっと鼻腔に抜けていきます。二八とのことですが、なまじの十割よりも風味があって食感もいい。二八の黄金率のサンプルのようなすばらしい蕎麦です。つゆをちょいとつけていただきます。つゆは濃い目の深い出汁が利いているもので、ご主人のお話を聞きたいくらいです。長い時間の熟成を入れているつゆ独特の濃いけど丸いつゆです。蕎麦が一段と映えて、嚥下するのが惜しいくらい。
蕎麦の顔がいい。凛とした姿はすでに食べる前から食べたあとの喜びがわかろうかというものです。お店を構えた場所は、メインロードからは離れたところでご近所が数軒のみ。いずれも別荘のような感じです。観光客が押し寄せるような有名店にはまだなっていないような気がしたのは、平日先客1組、後客なしだったせいですが、休日限定があることから休みの日には大勢のお客さんが押し寄せるのかもしれません。
このお店、蕎麦のクオリティ、接客のクオリティからすれば、お客さんがほっておくわけはないでしょう。場所柄まだ広く知られていない、蕎麦サイトへの登場も僅か、有名ブロガーが未訪でwebからは見つけ難い、そんなことが現状だと思いました。このお店は立ち寄る価値があると思います。