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大晦日の夜、思い様々に夜の川崎を闊歩する人・人・人。しかし、往来を刻む群集の多くはこの国の文化を知っている。年越し蕎麦を平らげて年の瀬を〆る、そんな師走の暮れならではの行事を知っている。俄かに繫盛する店頭。飲酒後ゆえ、あっさりすっきりを求めて天婦羅は必要としない。メニューの名前は「月見」ではなく「玉子」だ、生と温玉から生を選択するが、温玉が載っての配膳となる。まあ、良か。生玉子を食べに来た訳ではないのだから。鰹と濃口醤油で、切れのある風味が芳醇に漂う。22時台でも行列する煩雑ながら、丁寧でブレのない味わい。蕎麦は中細で、束の張力でだしをしっかりと摑みあげる。自ずと渾然一体が図られる素晴らしい仕様だ。骨身に染みる。ホッと一息、後は団欒へ急ぐのみ。除夜の鐘には、何とか間に合いそうだ。
飲酒後ゆえ、あっさりすっきりを求めて天婦羅は必要としない。メニューの名前は「月見」ではなく「玉子」だ、生と温玉から生を選択するが、温玉が載っての配膳となる。まあ、良か。生玉子を食べに来た訳ではないのだから。
鰹と濃口醤油で、切れのある風味が芳醇に漂う。22時台でも行列する煩雑ながら、丁寧でブレのない味わい。蕎麦は中細で、束の張力でだしをしっかりと摑みあげる。自ずと渾然一体が図られる素晴らしい仕様だ。骨身に染みる。
ホッと一息、後は団欒へ急ぐのみ。除夜の鐘には、何とか間に合いそうだ。