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「冷たい肉そば(850円)」@いろは 本店の写真タガマヤ村滞在中日(なかび)のお昼。
 山形県と言えば、ラーメンも有名で美味しいけど、蕎麦も美味しいんですよ。
 チョイと長野県の蕎麦に比し、野性味があるというか漢(おとこ)っぽいと感じるのは私だけでしょうか。
 私吟遊酒人は、その土地その土地の「地蕎麦(じそば)」を食べるのを趣味としているので、ここら辺の「冷たい肉そば」、食べるのを楽しみにしてます。
 前回は「一寸亭」でいただきましたので、今回は、冷たい肉そば提供店として双璧をなす「いろは」本店へと向かいました。
 開店と同時に入店。
 3連休というのもあってか、あっという間に席が埋まっちゃいました。
 ここの名物「冷たい肉そば」とは、鶏肉(親鳥)を使って、コクのある鶏ガラ出汁の汁。
 そしてそれに負けないようなコシの強い田舎蕎麦が特徴。
 そばの上には、コリコリとした食感がくせになる『親鳥』と小口切りの『ねぎ』がのるシンプルかつ奥深いそばです。
 現在、河北町には肉そばを食べられるお店が13店舗あり、「谷地(やち)の肉そば会」として味を守り続けています。

 麺は、ウネリを伴う太麺です。
 茶褐色な色合いは、「挽きぐるみ系」でしょうか。
 それでも、外殻のプツプツ感はなく、まるで蒟蒻粉でも練り込んだかのような「強靭なコシ」があります。
 信州蕎麦では見かけない食感ですが、蕎麦の風味はしっかりと感じられ、これはこれで「アリ」だなと思いました。

 汁は、極めて「冷たい」とまでは行きませんが、通常の水道水レベルの冷たさです。
 訪れたのが10月でしたから、多少の温度調節をしているかもしれません。
 表面には、鶏油がしっかりと浮いた汁は、醤油感と相俟って雑味が旨味となってこの蕎麦を形成してます。
 そのまま飲んでも飲めるレベルの塩味ですので、ドップリと浸していただきましょう。
 麺が強情なので、麺と汁の橋渡しを鶏油が受け持っているって感じかな。

 具は、鶏肉、ねぎです。
 鶏肉は、親鳥を使用してますので、ブロイラーのような柔らかさを想定していたら、ビクーリしますよ(@_@;
 まるでゴムのようですが、鶏特有の臭みもなく噛み締めると、旨みが口中に広がります。

 冷たいスープや汁の場合、極力、脂っ気を排除しますが、ここの汁はあまり排除していません。
 そのために汁が幾分か温(ぬる)いのかもしれません。
 ガッツリ親鶏が入ってます。
 この歯応え、好きだわぁ。
 汁がそれほど冷たいわけではないので、脂が固まらずに美味しくいただけました。

 河北町で「蕎麦」と言ったら、天ぷらそばでも、タヌキそばでも、月見そばでも、ざるそばでもなく、冷たい肉そばなのです。
 雪が深々と降り積もる寒い冬でも町民の8~9割のお客さんは冷たい肉そばを食べるのだそうです。
 今回も美味しくいただけました。

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