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「辛み蕎麦(1,650円)」@蕎麦料理處 萱の写真この日は、長野県は千曲市への出張。
 セカンドオピニオンを依頼されているクライアントへ私宵待草子と事務員のI氏で出かけた。
 ったく、関東だからとスタッドレスタイヤ未装着で長野県へ行くってのは…。
 全く雪がなかったからいいものの、我らが降りた坂城IC以北はノーマルタイヤ通行止め…。
 閑話休題。
 今回訪問する店は、ここ萱葺(かやぶき)屋根の「萱(かや)」。
 今回で3回目の訪店となります。
 築250年、『有形文化財』として登録されており、酒蔵の資料館・売店(萱乃庵)など、1500坪の敷地内に隣接してます。
 今回の目的も、もちろん、ねずみ大根を使用した「辛み蕎麦」。
 元々は酒屋(蔵元 坂井銘醸)の母屋として使用していた振舞い用の座敷9室を、古文書を頼りに復元、そば処として平成6年に開店した店とのことです。
 そして今回の目的「も」、この地特産の「ねずみ大根」という辛み大根の搾り汁で食べる「おしぼり蕎麦」を食べること。
 この時期しか啜れないので、行ったら食べまっせ!

 麺は、「信州産そば粉100%使用。打ち、茹で、出汁の全てで当蔵の酒の仕込み水(地下水)を使用している」そうです。
 細めの二八そばです。
 しっかりと打たれ、茹でられ、冷水で〆ていることが、一口すするだけで判ります。
 蕎麦の風味もしっかりと感じられ、コシの強い啜り心地のよい蕎麦に仕上がってます。

 蕎麦汁の出汁は「本鰹の厚削り・宗田の厚削り・昆布・干し椎茸をふんだんに使用し、じっくり時間をかけて煮出している」そうで、かえしは「厳選した3種類の醤油・三河のみりん・ザラメをあわせ、2週間以上かめの中で寝かせ、じっくり熟成させている」とのことです。
 江戸蕎麦の汁のような濃厚さはなく、醤油感は強めながら、さっぱり、後味スッキリな汁です。
 かと言って、出汁が薄いわけではなく、鰹の風味に椎茸の旨味が重なり、重層的な味わいを醸し出してます。

 おしぼり汁は、ここら辺の呼び名でいうところの「ねずみ大根」というブランド辛み大根のしぼり汁です。
 うん、白濁したしぼり汁、激辛ですが、不思議と舌先で独特の甘みも感じられます。
 胃がスッキリ。→帰りの車内では、胃がびっくりしたのか、ず~っと胃痛でした(^-^;
 これに、特製の味噌を好みに応じて溶かしながらいただきます。

 具は、天かす、昆布の佃煮です。
 真っ白い天かす…アハハ、何かと思ったよ。

 特製の味噌玉。
 これを好みに応じておしぼり汁に溶かし込みます。
 特製味噌を少し溶かし込んで、
 特製味噌を8割弱入れてみました。
 そこに天かすを入れて…。
 どっぷりと浸けて啜ります。
 まだ味噌の勢力が弱いので、追い味噌。

 激辛なおしぼり汁、辛いものに弱い人は相当難儀すると思います。
 でも、揮発性の強い辛みなので、せいぜい胃の中では辛みは消え去ります。
 辛み大根に強い私宵待草子ではありますが、相変わらず、帰途の車内では、胃痛がありました。
 ねずみ大根、侮りがたし!
 ただ、正直申しますと、味噌よりも醤油の方が個人的には合うかなと…。
 自宅では、おしぼり汁+醤油で食べてますが、こちらの方がしっくりきます。
 食べ慣れているだけかも…。

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