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コメント
こんにちは
こちらはどう感じるか次第ですね。
自分は、指南とかされるのは無理かも。
立ち食い蕎麦で、さくっとで十分鴨です。
まあ、ネタには面白そうですが。
ももも | 2024年12月29日 06:44なかなか個性的なお店のようで..
確かに興味をそそられるお蕎麦です。
鴨汁そばの食べ方指南は、まるでコントのようですけど、時間に余裕のある時は伺ってみたいお店です。
James namy | 2024年12月29日 18:29あははっ!
ちょっと面白そう!
自分はこんな感じ好きなので楽しく頂けると思います。
ただ、付き合うのにはやっぱり酒が欲しいですねw(笑)
バスの運転手 | 2025年1月5日 18:55
RAMENOID

ふじみ野1stさん





年配店主が主役の珍店
この日はつくばの課題店へ。
食べ◯グ茨城県ランキング14位、つくば市1位。
他サイトを見ると、おじいちゃん店主がかなり個性的とのこと。
「店主の食べ方指南に従う」とか、「勝手に食べられない」とか。
それでも蕎麦の美味しさは格別とのこと。
怖いもの見たさもあり、いつか行ってみたいと思っていた。
つくばと言っても、賑やかな場所ではなく、旧筑波町。
平たく言えば、筑波山の中腹、4合目と行ったところか。
旧集落の細い道を車で登って行くと、駐車場が出現。
店に直接行ける場所は満車だったので、もう少し斜面を上がったところにある第2駐車場に車を止めた。
店は、趣のある和風の民家。
座敷もあるが、囲炉裏を囲むように設置された、カウンター席に通される。
店内は、8割ほどの入りで、年配の夫婦が多い。
私同様初訪だったと思われる、直前に入ったご夫婦に、先にいた年配夫婦が、「待ちますよ、私たちはもう2時間待ってます。」と話しかける。
まあ、想像はしていた。
この後行く予定がないから、のんびり構えることにする。
メニューは、「冷たいそば・うどん」と、「あたたかいそば・うどん」に分かれる。
冷たいそばは、かけ、なめこ、山かけ、天つけ、そして、最推しの「鴨汁そば」。
直前のご夫婦は、「天つけ2つ」と注文したら、おじいちゃん店主が、「それはもったいない、二人別のメニューを注文して分けるの!」と、一人は「天つけ」、もう一人は「鴨汁そば」を頼むのを薦める。
よほど鴨を出したいんだな。
素直なご夫婦は、店主の薦めに従って、両方注文した。
(鴨汁そばを注文した客の末路については最後に書く。)
私は静観したいので、冷たいそばの基本、「つけ」を注文した。
価格は1300円とかなりお高め。
15分ほど待つと、抹茶と銀杏の模様がある麩菓子が出される。
https://supleks.jp/img/stored/5ThSuAxNhF4FS0z1p4asVp6n2cxf8mTv
あらら、これは上品だわ。
抹茶は美味しく立てられていて、麩菓子も風流、重くない。
ちょい高めのお値段には、この抹茶代も入っているんだろう。
入店してから2時間と言っていた年配夫婦は、鴨汁そばの注文。
その二人にべったりと張り付き、食べ方を指南するおじいちゃん店主。
その、うざい食べ方指南を見ながら、さらに待つこと35分で提供されたのは、太い麺が印象的な、紅葉で飾られた風流な一杯。
麺は、断面積が他店の9倍はありそうな、蕎麦としては極太。
長さは長くても15cmほど。
向かいの夫婦におじいちゃん店主がしていた食べ方指南に従って、ますはそのまま。
芯があるような強い噛み応え、ネチっとした食感でメチャクチャ蕎麦が香る。
表面がザラついた感じがするのは、粗挽きなのだろう。
蕎麦の旨みをダイレクトに感じる、そばがきのような味わいだ。
新蕎麦だとか、昨年蕎麦だとか、そんなことは気にしないのか、表記はない。
それでも、メチャクチャ美味い蕎麦だ。
次に、生をおろしたものだと言うわさびを塗していただく。
確かに、おじいちゃん店主がおっしゃっるように、辛さはマイルド。
わさびの香りが素晴らしい。
つけ汁は、ほぼたまり醤油と言っていいほどの濃口。
誤解を恐れずに書くと、蕎麦の刺身を、軽い甘みのあるわさび醤油で食べてる感覚だな。
すするという感じじゃない。
これは独特。
これも蕎麦の一つの形なんだなと。
ねぎや大根おろしも、徐々に加えながら、そばの刺身を堪能する。
麺量はラーメン換算茹で前130gと言ったところかな。
しかし、噛み応えがあるので、量に比べた満足感がある。
そば湯はかなりとろみのあるタイプ。
ほぼたまり醤油っぽいつゆをドロっとしたそば湯で割って飲めば、さらに腹に溜まっていく。
完食完飲。
まあ、オンリーワンな蕎麦だなと。
すする感じじゃないので、そこは覚悟して行くべき。
このメニューは最安だが、鴨汁そばのように、干渉されずに自由に食べられるのが魅力。
では、鴨汁そばを頼むとどうなるか、最後に書く。
おじいちゃん店主が張り付き、私より年上の夫婦を、「お兄ちゃん」、「お姉ちゃん」と呼びながら、食べ始めから食べ終わりまでリードする。
まず、そのテンションが尋常じゃない。
「ぴーちゃん、ぴーちゃん」とか、「フランスから鴨がヒューっと飛んできて」とか、「鴨ちゃんとネギちゃんでカモネギホイっ!」とか、言いながら、時に唱和させる。
ジンギスカン鍋のような鉄板で、鴨を焼くのもこのご店主。
焼いたら器に置いて、さあどうぞという具合。
そばにたどり着くまでに時間がかかる。
焼いた鴨とネギをつけ汁に入れて、鴨ねぎつゆにするのも歌いながら、唱和させながら。
ようやくそばにたどり着いても、まずはそのまま、次にわさびを塗して、最後にようやくつけ汁が使える。
まあ、正確には覚えてないのでざっくりだが、こんな感じ。
退店する時は、「ありがとね。はぶぁ、ないすでー!」と送り出す。
まあ、それが面白いと思うかウザいと思うかはその人次第。
干渉されずに食べたいなら、「鴨汁そば」だけは避けるべきかな。
とにかく、一見の価値あり。
興味をもった方は是非。