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「(一日15食限定)十割もりそば(大盛+200円)=1150円」@切田屋の写真平日の11時過ぎに到着。かつてこちらの蕎麦を食べてとても感動し、それ以来蕎麦について興味を持ったきっかけのお店。知人に乾麺を買ってきてもらい、それを食べた時もその風味・のどごし・味わいはお店で食べた時の記憶を彷彿させた。この度行く機会ができ、実に16年振りの再訪である。強い雨が降り頻る中来店すると、先客が2組。女将的な方の丁寧な接客が印象に残った。以前は品切れで食べることができなかった十割があったので、それをオーダーする。メニューの一つに創業明治22年/正匠4代目と書いてあった。130年近く続くお店の味はまだ健在であろうか。

15分近く待って出てきた一杯は、やや太め・やや白めの蕎麦で、ボリューム感のあるビジュアルである。蕎麦湯は最初から出ていた。その蕎麦をそのまま食べてみると、蕎麦の風味が強くて美味しい!十割はボソッとする食感とすぐ切れやすいため、そこに旨さの差が出ると個人的には思っているが、こちらの十割にはそれが無い。素晴らしい味である。食べていると口の中でサッと溶けていくような感覚が感じられた。これも他の十割にない食感である。つゆは鰹が効いたやや甘めの味わいで、優しく上品にも感じられた。このつゆに蕎麦を少しつけると蕎麦の風味が強く感じられたので、全部つけるように食べてみると鰹の出汁感と蕎麦の風味が馴染んで強いシナジー感があって美味しい!食べる毎に止まらなくなってきた。大盛にしたので量的にも満足感があった。薬味は山葵と輪切りねぎで、山葵の量が多めでGOOD!蕎麦をつゆに入れてその上につけるようにして食べると、ピリッと来る辛さが蕎麦の美味しさを引き立てていた。ねぎも風味のしっかりしたもので、存在感があった。食べ終えた後に蕎麦湯を注いだが、蕎麦が溶け込んでいる少し粘度のある蕎麦湯で、これもまた美味しい!つゆに併せてもつゆの味とシナジーし、そのまま飲んでも蕎麦湯本来のうまさがはっきり出ていた。

全体駅に更科的なエッセンスがあり、蕎麦店ではあるが蕎麦料理を食べたという雰囲気で、味も蕎麦・つゆ・薬味そして蕎麦湯にまで一体感があり、それぞれ単独でも美味しいと感じられ、併せて食べるとシナジーされて旨さが増幅された味わいであった。風味が残る十割はコシもあり旨さもしっかりしていて、上品さが感じられた。つゆは鰹出汁の旨みと甘みで、これもまた旨さがはっきりしていた。薬味は突出せず、役割を果たしていた。蕎麦を食べた後に溶けてなくなるような食感はのどごし重視の場合だと意見が分かれると思うが、自身は既に二八を食べているのでこれも十割ならではの味わいだと思った。期待通りの味に満足して退店。次回来る際は十割と二八のあいもりができるか聞いてみようと思う。

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