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「ズッキーニと舞茸の天ぷら付き もりそば(1,000円)」@そば処 きのえねの写真「きのえね」、創業大正13年(1924年)の老舗です。
 創業年は干支で「甲子(きのえね)」の年であったため屋号を「きのえね」としたそうな。
 その噂を聞いて、3回訪店したんですが、昼近くは、人だかりで待つのも億劫で退却を余儀なくされたのでした。
 そして、この日。
 11時15分過ぎ、無事に入店できました。
 蕎麦は、石臼挽き特上そば粉を使用し毎日心を込めて打っているんだって、ちょいとウキウキしちゃいます(^^♪
 なんか無性に蕎麦が食べたくて、大盛りを頼みました。

 麺は、石臼挽き粉を使用した手打ちそばです。
 適度な歯応えと強めのコシが特徴的な麺です。
 かと言って喉越しが損なわれているわけではなく、スルスルっと入っていきます。
 そばの香りは取り立てて強いわけではなく、啜った時に、口腔でまるで淡雪の如くフワッと広がります。

 汁は、醤油感の強い濃いめの汁です。
 醤油の辛さの中に、甘みがしっかりと主張しており、さらに鰹出汁が、これらの主張とは異なる次元で存在感を発揮してます。
 鰹い出汁の強い汁にありがちな苦みもありません。
 個人的には、かなり秀逸な汁だと思います。

 具は、天ぷら(ズッキーニ、舞茸)と薬味(ねぎ、わさび、大根おろし)です。
 熱々サクサクの揚げ立ての天ぷらが提供されます。
 口の中で、ズッキーニのジューシーな汁が踊り、舞茸が美味しく舞います。

 半分以上、汁も浸けずにいただきました。
 蕎麦を啜り終えたら、汁にねぎを入れます。
 ねぎはね、蕎麦の風味を殺すので、蕎麦湯に入れて楽しみます。

 今年でちょうど創業100年となるこの年に訪店することができました。
 これで、100年食堂の仲間入りしましたね。
 あじわい的にも、決して歴史をひけらかすこともなく、現代にマッチしたメニューと味を提供していると思います。
 実は、今までに3回満員で諦めていた店、地元に密着していいるんでしょうね、お年寄りのお客が多かったです。
 こんな店、好きだわ~。

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