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「たぬきそば(¥400)」@ダイシンファミリーレストランの写真リニューアルで近代化されたダイシンファミリーレストラン

その昔、ダイシンファミリーレストランと言えば、大田区を代表する巨大ファミリーレストランでした。 大森のど真ん中、何も遮るものないロケーションで、北には東京タワー、南には池上本門寺、そして東側には羽田空港を離着陸する飛行機なんかも見えたりして、それはもう東京ネズミーランド以上のアトラクションでした...

和洋折衷、ここに来ればなんでも揃う! うどん、そば、カレー、ラーメン、ナポリタンはもちろんの事、とんかつ、寿司、天ぷら、ステーキ。 世界中のありとあらゆる食事! そして、もちろん生ビールだって、日本酒だってありました。 もう老若男女、全ての世代が楽しめる、ノーボーダー、ジェンダーフリー、ジェネレーションフリーなワンダーランドでした...

レストランは、巨大なダイシン百貨店のワンフロア全てを利用した超広大なスペース。 レストランの奥は、紫煙で煙っていることもあり、はっきり見えないほどの広く遠い存在。 いつか大人になったら、ここで生ビール飲みながら、唐揚げとポテトの盛り合わせを食べることを夢見ておりましたが、そんな古の懐かしきダイシン百貨店は今や昔。 合理化や、グローバライゼーション、はたまたM&Aなどの社会の荒波に呑み込まれ、その姿は無くなってしまいました...

そして昨年、リニューアルオープンされたダイシンファミリーレストラン。 そこはダイシン百貨店じゃありませんでした... 暖色系でカラーリングされ、妙に小奇麗で、妙にこぢんまりとおさまってしまったファミリーレストラン。 「30番、33番、37番、カツ丼でお待ちのお客様~。」と言った、食堂のおばちゃんのマイクパフォーマンスも無ければ、昼間っから、飲んだくれて、出来上がっているダメオヤジの姿もありません... もうココはダイシンファミリーレストランではありません...

古き良き昭和の思い出は心に大事に仕舞って、それを、ちょっとずつつまみにしながら、ニューダイシンファミリーレストランで、寂しく頂くことしましょう。 オーダーは以前の通り、ガラスのショーケースに入った食品サンプルを見ながら、自分の食べたいものを胃袋と財布に相談しながら決定します。 しかしながら、そのショーケースに入れられたメニューは、随分と少ないです。 その数は激減し、随分と当たり障りの無いメニューしかありません。 と言うことで、本日は「たぬきそば」を頂くことにしました。

レジで食券を購入すると、以前同様、紙チケットが渡されます。 以前は、これを食事提供カウンターのところに自分で持って行き、モギってもらって、半券を握りしめて待つのが、ワクワクドキドキのウェイティングタイムでした... しかし平成の時代は違います。 紙チケットと一緒にブルブルとなる、呼び出しスイッチが渡されます。 時代の流れですねぇ~

席はテーブル席のみ。 100席以上はありますが、以前の規模感から比べると、1/5程度の大きさだと思われます。 まぁ、古き良き思い出も相まって、ちょっと誇張されているかもしれませんが... お店は大森の西側。池上通り沿いに大きな窓が広がっておりますが、最近では、近隣に高層マンションも立ち並び、富士山を眺めながらの食事という訳には行きません(前も見えたか不明w)。 お隣の洗濯物を見ながらの食事です。 風情がありませんねぇ~(汗)

程なくして自分のビーパーがわななき、カウンターに「たぬきそば」を取りに行きます。完全セルフサービスであるところは、今も昔も変わりありません。 そして、わざわざ場所取りをしなくても、適度に空席があるところも以前と変わりありません。 トレーに載せられたたぬきそばを持ち、適当なテーブルに座ります。 流石に窓際はいっぱいな感じなので、ど真ん中のテーブル席に座ります。

さて「たぬきそば」。 これが素晴らしいサービス精神の賜物。 たっぷりと振りかけられた天カスが素晴らしいです。 しかもこの天カス。 天ぷらを揚げた際の副産物と言うわけではなく、天カスとして販売されているプロダクトだと思われます。 それが山盛りマシマシな状況で、おダシを吸って、ふえるワカメちゃんの如く、どんどん増殖。 成長して行きます。 これは怖いですw 全くそばが見えません。

先ずはおダシを頂くと、天カスと相まって甘めのおダシは、お年取りにも優しい味わい。 おそばは思いの外、しっかりとした歯応え。 まぁ年寄りはふやけて伸びるまでじっくり待って食べることかと思われますから、全ての世代を対象にした1杯だと思われます。 しかも増える天カスちゃんも相まって、ボリューム満点なのも嬉しいです。 それでもしっかり完食、完飲ご馳走様でした。

以前は、ダイシンレディとカテゴライズされる、所謂大田区のデパガが居たのですが、今ではすっかりモダナイゼーションされてしまいましたね~ 地方から集団就職で東京に出て来て、キッチリメークで、ガッツリデパガだった、あのダイシンレディ。 大森の男衆たるもの一度は頂いてみたかった魅惑のダイシンレディ! 今ではすっかり、懐かしい大森の思い出となってしまいました...

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