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「うな丼セット(1580円)」@戸定そば 幸の写真MAD・CITYこと松戸市が、歴史というものに触れる際、イの一番に繰り出されるのが、いわゆる戸定邸公園である。誰のお屋敷かというと徳川昭武さんの隠居地だ。
 徳川昭武さんは、最後の将軍徳川慶喜の異母弟にして、パリ万国博覧会に将軍慶喜の名代としてヨーロッパ派遣を命ぜられ、会計係に渋沢栄一などを引き連れて、ナポレオン三世とも謁見を果たしており、万博終了後に引き続き、幕府代表としてスイス、オランダ、ベルギー、イタリア、イギリスなど欧州各国を歴訪した。
 その時の日本は、江戸幕府から新政府へと時代が遷ろう時であり、昭武一行は大変な思いをして帰国したようである。長兄である慶篤が死去し、水戸藩の政情安定のために次期藩主に指名された。対外的な将軍名代であり、本家水戸藩主である。時代が時代であれば、次期将軍位の噂も出ようお方だったのだ。
 その後昭武さんは、水戸藩主から廃藩置県で水戸藩知事となり、紆余曲折あって明治16年に30歳で隠居し、松戸市の戸定邸に移り住んだのである。詳しいことはWikiで。これだけで400字以上書けるのだ。松戸市が押すのも尤もである。
 さて、そんな歴史を紡ぐ『戸定そば幸』さん、メニューを見るとセットの所に「昭武さんは…」「慶喜公は…」と鰻好きぶりを推されており、思わず「ミニうな丼=推しメン」の構図にはまり、うな丼セットをコールしてしまうのであった。
 蕎麦は名代の戸定そば、ミニうな丼もなかなかの一品です。鰻独特の臭みなどもなく、さっぱりとした味わい、そして、戸定そばは蕎麦の薫り高い、甘みも感じられる逸品でした。これで1580円はお安いのではないでしょうか。

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